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「今年こそは…」が続くあなたへ

今年こそ「日記」が続けられるようになってみませんか?

何かをはじめるとき、なにかと区切りにしてしまいがちな1月1日。

そう、元旦です。

なのに三が日を過ぎたあたりから、どこか雲行きが怪しくなってくる…。
数日前、あんなに意気込んだ新鮮な気持ちはどこへやら…。

すると、
「今年こそは…」が、また今年もできなかったなって、肩を落とすことになるのです。


原因❶ 元旦から…と決めていませんか?

年末年始は普段の生活とちがったりするので、休みなのに自分に向き合う時間がとれない…。
だからSTARTさせるのに元旦を選ぶのはまちがいではないと思うのですが、案外むすがしいような気がします。
思い立ったが吉日。
いつからでもSTARTできるのですから。

原因❷ 自分自身にきびしくありませんか?

「日記」に対する向き合い方がまちがっているのではないかと思うのです。

続けられないことが悪いのではなくて、あなたが自分に対してきびしいだけなんじゃないのか…
ということです。

日記を続けるって「え?そんなこと?!」というような、基本のことが案外できていなかったりします。

最近気づいたことですが、わたしなりのコツをご説明します。

①お気に入りの日記帳とペンであること

これ、意外と度外視されがちなんです。
個人的にですが、紙の質って大事だと思っていて…。
万年筆で書きたいのににじむとか、裏抜けする、といったように、それが気になるようであれば別の紙質(日記帳)を求めたほうがストレスになりません。

紙とくれば筆記用具。
書くことが大前提なのであまりこだわってしまうと本末転倒になりかねません。
ですが書き心地も続ける上では重要なことのひとつ。
自分が納得しないと飽きてきてしまうので、そうならないためある程度吟味しましょう。

わたしはほぼ日5年手帳を使用しています。
紙の質はトモエリバーでなにも問題はないのですが、表紙のビニールカバーと色合いがあまり好みではありません。
永く使うことを視野に、昨年セミオーダーをして大好きな黒革カバーをまとわせました。

②すぐ書ける状態にしておく

書こうとしたとき、手元にないとそれだけでもう書く気がうすれてしまうように思います。
手帳ではないのでつねに、というのはむずかしいかもしれませんが、わたしはそこを実行するべく、専用の手帳カバンの中に5年手帳も一緒に入れて持ち歩いて(室内で)います。

③時間帯を決める

日記は寝る前に振り返って書くのが一般的なのかもしれません。
ですが現代人は忙しいので寝る前ではなくて、これをしたあとに書くなど、何かとセットにしておいた方が続けやすいように思います。
ちなみにわたしは朝手帳を開いたとき、5年手帳も一緒に開いてそのときに書いてしまいます。

④365日書けるネタを決めておく

日記というとその日の出来事を振り返って、それに対して自分の気持ちを書くものだと思っていました。

あれした、これした。
どこどこ行った、〇〇を食べた。

これだけの記録でもいいような気もしますが、だからどうだったのか、どんな気持ちだったのか。
やっぱり気持ちを書くのが日記のような気がします。
だけどそれに慣れるまでは、続かない人からするとむずかしい…。

もうね、自分の出来事じゃなくてもいいんですよ。
一日抜けると「あ〜あ…」と思うくらいなら、その日のニュースをスクショ(スクリーンショット)しておきましょう。
事件でも事故でも芸能ネタでも、自分が関心をよせたものがあればすぐさまスクショする。
ニュースじゃなくても気になった記事でもいい。
とにかくスクショしてネタを保存することが続けるコツです。
ただ画像を見返すことが必要になりますが、それを見てまずその内容をその日に書き出す。
そこでやめてしまってもいいのですが、ちょこっとだけそのニュースなどに関して、自分はどう思ったのかを書く。
もう立派な日記です。

⑤書けなくても気にしない

一日抜けたくらいで凹まないこと、です。
毎日続けたいのに続かない手帳とおなじことです。
日記も手帳も文字にして書き出すわけですから、そこまで大きくかけ離れてはいません。
書けない日があっても大丈夫。
気にしないという気持ちも大事です。

⑥日記帳を用意する必要はない

日記帳というと、どうしてもきちんとした日付の入ったものを選びがちではありませんか?

日記帳だけが日記を書くものではありません。
毎日ムリに書く必要もありません。

書ける日だけ、書きたい気分の日だけ。
それが叶うのが『日付のないノート』です。
自身で日付を記入することになるので、抜けた日がどうしても気になる人や、ゆるく続けたい人にも向いていると思います。

ごく普通なノートから、日記帳に見合いそうなものを挙げてみます。

・campusノート
・紳士なノート
・365デイスノート
・ほぼ日手帳 day-free
・能率手帳 デイリーブック
・モレスキン
など

終わりに

わたしはこれらのことを実践中です。
おかげで2024年は一日も空くことなく続けられています。

昨年は圧倒的にブランクの日が多かったです。
今年4日。
開いたら、2023年の4日はもうブランクでした。

「↑ もう書いてないやん!笑」って書いたよね。爆笑

日記って、一度見返しだすと時間のゆるす限りさかのぼりませんか?
何も書いていない日って、やっぱりどこか物悲しい気持ちになってしまいます。

なんでなんにも書いてないんやろって…。
一行でも書く時間なかったん?
そんなことないはずなのにね。

今年で3年目になる5年手帳。
その前は大きいサイズのほぼ日5年手帳を使っていて、挫折したことは言うまでもありません。

ほんのわずかな時間でいいから、その時しかない今日という日のことを書く。
そのためにちょこっとだけ時間を割く。

ただそれだけのことをするだけ。
そうすれば続いていくんだよね。

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