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シンプルすぎるが癖になる、宜品福州乾拌麵/松山文創園区さんぽ 【2020 台北旅 #03】

台北旅行記Vol.3。こちらのnoteの続きです。

宜品福州乾拌麵 : シンプルすぎるのに癖になる絶品汁なし麺

台北市立図書館 北投分館をあとにして、台北の中心地に戻り、この日初めてのご飯(お昼ご飯)。絶対に再訪したかった、汁なし麺のお店「宜品福州乾拌麵」へ。

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右上の「乾拌麺」というのがここの看板メニューになっている汁なし麺。35元なので日本円で130円くらい。相当な大食漢じゃないかぎり「小」で十分かと思われます。左側の列の「◯◯湯」と書いてあるのはスープ類。

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前回来たときは見かけなかった日本語メニューがあった。

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レジ横のお惣菜は自分で取っていくスタイル。お会計は食後にまとめて。

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きたきたー。これが「乾拌麺(小)」。
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まずは茹でた麺にねぎがかかったものだけが来るので、食べる前にテーブルの上にある香醋とラー油、唐辛子を適量かけ、よく混ぜて頂きます。極々シンプルなのに何故こんなに美味しいのだというくらい美味しいのだ。

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これはワンタンと肉団子、卵(ポーチドエッグ的な)が入った「三色湯」。スープは優しいお味で◎。写真撮り忘れてしまったけれど、「紅湯抄手(ワンタン)」も美味しいので、乾拌麺では足りなさそうな方はぜひオーダーを。

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日本人は少なめ。

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宜品福州乾拌麵をあとにし、松山文創園区へ歩いて移動。

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松山文創園区 : 台北のアート、カルチャーが集まる街

1930年代に建築されたたばこ工場が1998年に閉鎖されたのち、リノベーションされ、展覧会や芸術活動を推進するカルチャースポットとして生まれ変わった場所。敷地内には一時期蔦屋書店がモデルにしたと話題になった書店「誠品書店」の旗艦店で、本だけでなく、ファッション、食、雑貨やお土産まであらゆるものが揃う「誠品生活」や彼らが手がけるホテル「eslite Hotel(誠品行旅)」も。

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緑も多く、散歩しているだけでも気持ちよい。


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元たばこ工場の構内には、ギャラリーやミュージアムのほかに、デザイン雑貨ショップなども入っていて、お土産探しにも。

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目に止まった台湾発のテック系ファブリックを使ったプロダクトブランド「fyber forma」。下段のTyvekを使った白いラップトップスリーブが気になりつつも、「もはやラップトップ持ち歩かないしなあ…」と購入せずに帰ってきてしまったのだけど、ちょいと心残り。

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これだ。やっぱりほしい(笑)。

現地に行かないと知り得ないローカルブランドに出会えるのも旅の魅力である。輸入のデザイン雑貨よりローカルブランドの取り扱いが多いのも見ていて楽しいし、自分の趣味に合致するだけかもしれないけれど、センスがいいものが多い。また、台湾でもストローゴミには敏感になっているようで(タピオカのお店も多いもんね)、立ち寄ったデザイン雑貨店には「マイストローを持ち歩こう」的なコーナーが設けられており、洒落たガラスやステンレスのストローが並んでいた。ガラスストローはとてもカッコよかったのだけど、さすがに持ち歩きには気を使いそうである。ちなみに我が家ではステンレスのストローを使っている。

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よい雰囲気。

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噴水や彫刻が並ぶ広々とした豪華な中庭。かつて煙草業界がいかに繁栄していたか、その様子がうかがえる。

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不只是圖書館 Not Just Library : デザイン関連書籍の有料ライブラリー

そして、松山文創園区の松菸口にある「不只是圖書館 Not Just Library」へ。国内外のデザイン関連書籍が揃ったライブラリー。

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入ってすぐのスペースがギャラリーになっていて、この時もローカルアーティストの展示が開催されていた。

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ギャラリーの奥がライブラリースペースになっており、こちらの入場は大人80元、学生60元。Wi-Fiも飛んでいるようなので、旅先だけれど集中して仕事やリサーチをしたい、なんてときに良さそう。人も少なくてとても静か。

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高層のモダンな建物が、誠品生活とeslite Hotel。誠品生活は3年ほど前に来たときより、品揃えやディスプレイなどにあまりエッジが感じられなくなり、マスに寄せた印象を受けた。地下はフードコートになっているので小腹が空いた時に便利。2階はローカルブランドやプロダクトにフォーカスした売り場になっているので、お土産を買いに来るのには良いかもしれない。

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地表最強のパイナップルケーキとは。

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偶然みつけた臺北機廠鐵道博物館園區 : 鉄道遺構を博物館に?

松山文創園区周辺を歩いていると、心惹かれる鉄道遺構(?)を発見。どうやらあ調べてみたところ「臺北機廠鐵道博物館園區」という施設らしく、かつて使われていた車両基地を鉄道博物館としてリノベーションしているよう。

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オフィシャルのウェブサイトにも(準備中)のような文字列があるし、Wikiを見ても準備中と書いてあるのだけれど、営業しているのだろうか。

2019年
 8月15日 - 文化部が博物館化作業の受け皿となる4級機関「国家鉄道博物館準備処」を部内に設立[51]。
 9月18日 - 文化部長鄭麗君が国立台湾師範大学地理学教授で本機廠の全域古蹟化にも貢献した洪致文に初代主任就任を要請、洪は10月1日付での就任を受託した[52]。

こちらの台湾在住の方の記事によれば予約すればガイドツアーなども行なっているようなので、次来たときは絶対に行きたいスポットのひとつ。

これは車両の車輪でしょうね。

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そしてまた歩く。

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「京華城」という巨大なショッピングモールが廃墟になっていた。2019年11月末で閉鎖されたらしい。

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ちょいちょい目に止まった、台北の公共シェアサイクル「YouBike」。主要クレジットカードまたは悠遊カード(+電話番号)があれば乗れるそう。今回は一度も利用しなかった(試してみればよかった)。

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台北の電気街にも行ってみた

この後は、台北の秋葉原(?)電気街の八徳路電気街、深センの華強北をキュッとまとめたようなビル「光華商場」、家電やガジェットなんでも揃う施設「三創生活園区」へ。

三創生活園区にはPOSベンダー大手の「SUNMI」の体験型ショールームがあって、面白かったです。リテール店舗向けのIoTプロダクトや無人店舗向けソリューション、最新の決済端末などが展示されていた。

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詳しくは次回。

台北旅行記(2020.01.18 - 01.20)

#01:食と写真を楽しむ2泊3日
#02:台北のスピークイージーと北投の建築巡り
今お読みの記事です👉 #03:シンプルすぎるが癖になる、宜品福州乾拌麵/松山文創園区さんぽ
#04:台北の電気街へ - 八徳路電気街、光華商場、三創生活園区
#05:台北はやっぱりバーが楽しい/KIKI麺食べれずKIKI Restaurantへ


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