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人生初のハプニングバーに行ってみたらハプニングは起きるのか?!

人生で初めてハプニングバーに行ってきました。
お邪魔したのは、新宿・歌舞伎町のリトリートバー。

ハプニングバーと聞くと、
法律的にOKなの?店の中で卑猥なことしていいの?
どうしてもグレーな印象があると思います。
私も同じ気持ちで不安な気持ちのまま、店のある場所へと向かいました。

ビルの前に到着したが、店の看板などはない。
「ほんとに大丈夫なのかな」
新規の客を拒むような重厚なつくりの扉。
思い切ってインターホンを押して中へと入る。

初めての来店ということで、まずは身分証の確認。
保険証と写真付き身分証明書の2つを提示すること。
それが終わると、店の利用規約のサイン。
特に携帯電話の使用・連絡先の交換は行わないこと、厳重に注意された。
プライバシー保護のために重要としているようです。
全ての確認が終わると、いざ入店。

中はバーカウンターがあり、その前に5・6席の椅子がある。
半個室の部屋が2つ、あとは大広間で低いテーブルがいくつか並んで地べたに座って会話を楽しむ作りとなっている。
ちなみに、靴は入り口で脱いでフロアに入っています。

フロアはこんな感じ

クラブのようなイメージをしていたので、靴といい、インターホンがあることから人の家にお邪魔したような気分でした。
その日は平日の夜だったこともあり、先客は10人ほど。
男8女2といった割合。
みんなすでに話し相手がいるようで、私は準備するようにジンジャーエールで喉を潤していました。

すると、ある女性に声をかけられました。
年齢は20代後半くらい、黒髪ロングでメガネをかけられていて
見た目の雰囲気はお淑やかな、気品もあって、私のように邪悪な心とは無縁の世界で生きているような人。
「お隣いいですか?」
私の隣にスッと腰掛けました。
彼女は、初めてハプニングバーに訪れた私に対して手取り足取り説明してくださいました。
クールな見た目とは違って、話してみると笑顔が絶えず心の扉を開けられる気分でした。
私は思い切って聞いてみました。
「あなたは何を求めてここに訪れているのですか?」
今思えば失礼なことを聞いたと思いますが、真摯に答えてくれました。
「私ね、責めるのが大好きなの」
彼女は男性・女性問わず、自分が責めることに興奮する性癖の持ち主でした。
つまり、サディストなのです。
正直、いわゆる女王様のような人など存在しない、幻想だと考えていました。
ですが、目の前に突如として現れたことに驚きを隠せません。
「いきなりこんなこと言われてもビックリしちゃうよね」
申し訳なさそうな表情と言葉を並べていましたが、彼女は私の手を握っていました。
これまでの人生で経験したことのない感情に襲われて、とてつもない羞恥心に駆られていました。
そして、プレイルームに誘われて二人の時間を過ごすことに。

プレイルームでの内容は、少々過激かと思いますのでここで書くのは控えます。笑

プレイが終わった後、私は彼女に疑問を投げかけてみました。
「なぜ私だったんですか?」
その日は人数が少なかったとはいえ、他にもたくさんの人がいました。
なんで私だったのだろうと考えていました。
彼女はこう答えました。
「あなたの表情を見て、すぐにマゾヒストだと分かったからよ」
この人は一体なんなのだと、ドキドキを通り越して感心しました。
私には人の顔を見ただけで、心の内側を読み取る能力がないので理解するのは難しいです。

結論としては、ハプニングは起こりました。
非日常を味わうことができたので、私的には満足でした。
彼女のおかげで、リピートするのもアリかなと思います。
ハプニング目的でもなくても、自分とは違う考えや趣向を持った人がたくさんいるので、皆さんも人生で一度訪れてみてはいかがでしょうか。



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