芸術家と結婚して、10年経った。

芸術家の家族として必要な要素は、
①創作活動に専念できる環境を整えること
②絶対に才能を否定しないこと
③お金のことについては口出ししないこと
④相手の仕事を安売りしないこと
⑤自分で決めたことは自分で責任を持つこと

これ、絶対。

こういう人生を歩むのはなかなか覚悟と忍耐が必要なことで、我ながらよく頑張ってきたなぁと思う。

（家事をきっちりできていないので、①が徹底しているとは言いがたい）

でも、おそらく、有名無名問わず、多くの芸術家の家族が歩んできた道。

（ピンと来ない方は北野武監督の「アキレスと亀」、ロダンの人生を描いた「ロダン カミーユと永遠のアトリエ」なんかを観るとわかりやすい）

家族の反対を押し切って成功するというのは、映画の中だけでの話。多くの芸術家の成功は、家族の協力のもとに成り立っている。

私が婚姻関係を結んでいる芸術家に関しては、創作意欲がマックスになっており、2018年は1年間だけでCDを5枚リリースし、2019年は国内外での大型フェスも控えている様子。

今年は映画やCMなどでの楽曲提供など、幅広い活躍も勝手に期待しつつ（笑）、全力で制作活動に励んでもらう予定です。