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思いつきの鍼灸日誌『寒いと、嫌になる、きっと』

寒いと、何をするのも嫌になります、きっと。

布団から出るのも、嫌。
家事をするのも、嫌。
勉強したり、考え事することも、嫌。

寒いっていうだけで、カラダは頑張って体力を消耗します。

人のカラダは、寒さに弱い。
「弱い」というよりは、強く負担に感じます。

人のカラダは外界の変化に、ちゃんと適応して体内のモデルチェンジをするのですが、暑さしのぎよりも、寒さしのぎのモデルチェンジの方が、大変。

暑ければ、汗をかいてカラダを冷却します。
寒いと、毛穴をひきしめて、全身の筋肉をこわばらせて、心臓のポンプに頑張ってもらって、内臓の働きを高めて体温をあげようとします。
うむ、書いているだけで、やることが多いの、よくわかる。

こうした「寒さ」って、命を奪うほど危険、とカラダは感じているわけです。
気が抜けるはずもなく、寒さを感じている間は、寒さしのぎに集中しっぱなし。

だから、身のまわりのことが手につかなくなるのも、カラダの気持ちになれば、なんだかよくわかります。


何にもしていなくても、すでにがんばって疲れているカラダは、なんにもしたくない、はず。

そんなわけで、寒いというだけで、何をするのも嫌になる。


「何もしたくないこと」の原因は、寒い、ということ。

だから、あったかくして過ごしていると、嫌な気分から離れることができる。
動いているうちにあったかくなると、何をするのも楽しくなる、かな。

そんなことを、日曜日の朝の洗濯物をしながら、ふと思いついちゃったのだよね。


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Vol.299 2018.11.16
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