無料WEB小説。書籍化目指すかアマで励むか

他のことについて書いていましたが、キャッシュを削除したらログアウトまでしていて思考が吹っ飛んだのでこの際賛否両論のような話をしようかと。

少し前に、こんな記事を読みまして。

(勝手なリンク、申し訳ありません。問題がありましたら削除いたします)


俺は頷きました。感情論はともかく、理屈は合っているんですよ。これ。

 話は逸れますが、皆さんはMtGにおけるプレイヤータイプの分け方はご存知でしょうか?
こちらに詳しい説明がありますが、ざっくり説明すると
・ティミー:このゲームたのしー!ってなりたい。勝つのが第一目的ではない
・ジョニー:こんなコンボ・デッキ作ったおれすげーって認めれたい!
・スパイク:とにかく勝ちたい!勝つためならどんな努力もするしどんな強カードも使う
 とまぁほんとにざっくりですがこの3タイプに分けています。

思いっ切り引用ですが、これをWEB小説に持って行くのならこうなりますね。
・ティミー:自分の書きたいものを書きたいように書くのが楽しい!
・ジョニー:自分の書きたいものを書いてPVやポイントを取りたい!
・スパイク:書籍化のためなら異世界転生だろうが宣伝だろうがなんでもやってやる!
(なお不正行為はアウトローとしてこの中に含まないものとする)

うん。俺自身どの気持ちも持っている。持っているんだ。そして別に書籍化は頂点ではない。頂点はランク1位だ。無料の世界で考えるのなら書籍化はおまけ。


WEBで生き残った結果、出版社が『この作品、金取ってもそれなりに売れるのでは?』と考えたので、むこうからやって来てくれる、というわけです。WEB上のコンテストはまた微妙に違う可能性が高いですけど。カク○ムコンだと読者選考がありますし。


でもあんまりそういう話ばっかり書くと本題から話がそれそうなので、強引に引き戻したい。少しずつ潮目が変わりつつあるのを承知で書くし、反発も承知の上だが、異世界転生テンプレートは今でも強キャラで強デッキだ。

トラックに轢かれる。
神様からチートを貰う。
目覚めたら異世界。
嫁はハーレム。
世界は欧州中世風。
モンスターはエルフやゴブリン、オーク。

ここまで素材が揃ってるなんて素晴らしい!

いや、嫌味抜きで凄いですよ。材料が揃いすぎの上に共通認識までほとんど成立してる。つまり読む方もストレスが少ない。素晴らしい。

もっとも、問題は個性と文才(この場合は『わかりやすくかつ面白く書ける才』とする)にあって、異世界転生テンプレートって今や絢爛期に突入して久しく、後追いはネタの鉱脈を深掘りしないといけない気がしています。

でもきちんと当てればデカい。上手く行けば数日で書籍化打診とかもあるらしい。良かったな、君は一瞬で勝利者だ! こんな強キャラそうそういないぞ!

……。はい。言いたいことがいっぱいあると思います。なにより、俺自身未だに異世界転生を書き切ったことがありません。


でもね。『読まれる快感』はあると思うんだ。俺もラブコメジャンル(最強ではないけど強キャラだよね)でそれをやって喰われかけたから分かるんだ。

頼む、とは言わないけど、『好きなように書いてるけどぜんっぜん、読まれないいいいいい!』と闇落ちするぐらいなら。一回踏み出してみるのはありだと思う。

あ。無論、というか当然なんですけども。『俺はアマチュア作家だから媚びる気はないし俺の書きたいものだけを書き続ける』という方はむしろ俺もその路線が羨ましいぐらいなのでぜひぜひ、続けて下さい。お願いします!





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