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時間と自分


私たちは
【今、この瞬間が未来を作っている】
けども、
【過去があったから今がある】
と、考え過ぎると詰みます。

詰むのは私だけか?!分かんないけど!
『前も○○だったんだから…どうせ次も……。』
って、似たようなことを繰り返してしまうんだと考えてしまいやすい人は多いんじゃないかと思います。

でも、過去も現在も未来もパラレルワールドで、別物なのだから、

『前○○だったからって、次もそうなるとは限らないよね!』

っていう心持ちって凄く大事じゃないですか。
次こそは自分の理想通りになる!』
みたいな希望とか確信を持つことが大切なときもあるじゃないですか。

なのに、
「今の自分が未来を作っている。」
って言うなら、
「過去が今を作った。」
と言わないといけないじゃないか、だったら、過去からの連続ありきでの未来なのだから、
【過去○○だった自分】
には
【新しいパターンの未来】
なんて迎えられないんじゃないか?!

って、考えやすいのが私たち人間なんじゃないかなって思います。

皆さんはどうでしょうか?


私たちは、多くの場合、結果でしか物事を量らない、言い方を変えれば、目に見える結果に囚われてしまうから、どうしても【同じような未来】を迎えてしまうような気がしてしまうんですよね。

でも、大事なのって、自分の"感覚"だったりするんですよ。

単純に例えると、

【逆上がりができない自分】
が逆上がりをしようと鉄棒を握ったときの感覚(感情)

【逆上がりかできる自分】
が逆上がりをしようと鉄棒を握ったときの感覚(感情)

って別物じゃないですか。鉄棒を握ったときの感覚の差が、逆上がりをできるかできないかの差な訳で、【過去の自分の感覚】と【現在の自分の感覚】を比べられてようやく
『よし、今の自分(の感覚)なら挑戦できる!』
って、自信に結び付けられるもののはずなのに、私たちはどうも
『過去に○○できたから…』
『過去に○○だったから…』
と、過去の結果を元に未来を量ろうとしやすい生き物なんですよね。


だから、私たちは常に
『今自分はどう感じているかな?』
って、感覚(感情)を常に振り返って、頭の片隅にその履歴をストックしておくことで、
『今なら、大丈夫!』
って、チャレンジできるチャンスを増やせるということでもあるんです。


過去、現在、未来という平等なはずのパラレルワールドがこの順番で並ぶのは、そうやって【変化した感覚の差】を量りやすくするためだったりするのかもしれませんね。

これからの未来を堂々と生きていくためにも、しっかりこの瞬間の感覚を味わうことを大事にしてみてください。

大事なのは目に見える結果で量ることではなく、感覚で量ることなのだと、意識してみてください。

明日が少し、変わるかもしれませんよ。


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