上村菜穂 株式会社PR NET・CEO

建築学科を卒業し、女性集客・女性向けPRの会社を経営しています。 趣味である建築鑑賞/…

上村菜穂 株式会社PR NET・CEO

建築学科を卒業し、女性集客・女性向けPRの会社を経営しています。 趣味である建築鑑賞/芸術鑑賞に関して綴ります🖋 ・14歳で✉️読者20,000人 ・講演(東京大学/楽天/ロート製薬/POLA/ダイハツ工業)9,100名 ・SNS専門家としてYahoo!ニュース掲載

最近の記事

初めて『ヴィンテージ』の概念を創り出したヴーヴ・クリコの展示会

1772年にフランスのアンスで創業した 「ヴーヴ・クリコ」の250周年記念の展示会が 原宿で7/10(日)まで開催されているので行ってきました🥂 テーマは 『Veuve Clicquot Solaire Culture(ヴーヴ・クリコ ソレール カルチャー ) ~太陽のように輝く 250 年の軌跡~』 「ラ・グランダム(偉大なる女性)」と称えられた メゾンの創始者マダム・クリコ氏は 〝品質はただ一つ、最高級だけ。〟 という言葉を残しているほど 品質にこだわり抜いていま

    • 万物資生|中村裕太は、資生堂と   を調合する

      「一瞬も一生も美しく」 という大好きなキャッチコピーで有名な資生堂さん。 先月末に会期ギリギリで 銀座にある資生堂ギャラリーさんへ 行ってきました。 https://www.instagram.com/p/Cei58D3J95S/ お菓子が販売している大きな店舗の 1階にアートギャラリーがあり 会期中は無料で入場できます🌿 なんと今年は創業150周年! 150年間も継承してきた 「万物資生」の観点から 歴史を再考し、 未来に思いを巡らせる試みの 展示会を鑑賞すること

      • OMEGA 「Her Time 宝物のような時間たち」展

        5月21日から6月5日まで 東京・原宿にて開催されている 「Her Time 宝物のような時間たち」展へ💍 日本の女性のために作られたレディスウォッチや 普段は本場のスイスにある 100年以上の伝統あるヴィンテージ時計を 目にすることができます🌹 華やかで訪れるだけで 心ときめく時間を過ごせます✨ 会場 WITH HARAJUKU 3F 東京都渋谷区神宮前1-14-30 JR原宿駅東口より徒歩 1分 、 東京メトロ明治神宮駅2番出口より徒歩1分 🔎「オメガ Her T

        • メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年

          国立新美術館で5月30日まで開催されている 「メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年」 年始からずっと楽しみにしていて 4月のお仕事が落ちつたら ご褒美として訪れよう! と決めていたので、 待ちに待った来館日。 世界中から200年以上評価をされ 今もなお、 作品として残り続けている 本物に触れられる絶好の機会💍 素晴らしい作品で順位はつけ難いのですが、 この日の私が特に気に入ったのは以下の3つです。 ・ジョシュア・レノルズ 『レディ・スミスと子どもたち』(1787

        初めて『ヴィンテージ』の概念を創り出したヴーヴ・クリコの展示会

          366日の東京アートめぐり

          約1,400万人の人口を擁する国際的大都市東京都。 政治や経済圏の中心であることはもちろん、 国宝・伝統工芸・現代美術・サブカルチャーと 豊かなアートの魅力がたくさんあります。 日にち(紹介されている順番)はランダムですが ◯月◯日と書いてあると お誕生日や記念日のアートが気になったり 好きな建築や美術館はいつだろう?と気になったり。 何より 「こんなところがあったの?」 と初めて知ったところがたくさん。 特にギャラリーは、 ご紹介されているのを見かけることが少ないの

          366日の東京アートめぐり

          【1920年代の美しい建築が楽しめる東京都庭園美術館】

          白金にある東京都庭園美術館で開催されている年に一度の建物公開展へ行ってきました。 2022年のテーマは 『アール・デコの貴重書』 ルネ・ラリック氏と アンリ・ルパン氏による 曲線美の美しいインテリアと内装に溢れ 優雅な時間を楽しむことができます。 撮影が可能なのは会期中のみ限定なので 気になる方は6月12日(日)までに ご来場されてください🥂 https://www.instagram.com/p/CdqSKr3pE-3/ 展覧会名:建物公開2022 アール・デコ

          【1920年代の美しい建築が楽しめる東京都庭園美術館】

          ウィーン生まれのカワイイです

          〝ウィーン生まれのカワイイです。〟 がキャッチコピーの上野リチ展へ行ってきました。 三菱一号館美術館で、 5/15(日)まで開催されているこちらの展示会。 作品を見ていると、 ラフスケッチからも 一貫した上野リチさんの世界観である 鳥や魚、花や樹木といった 身近な自然を組み合わせたデザインが ・自由な線 ・生命感あふれる色彩 で、ずっとずっと続いていて… 生涯を通して 変わらぬコンセプトでやり続けるからこそ 「誰がこのデザインを生み出したのか?」 という理由も強固なも

          ウィーン生まれのカワイイです

          限りなく透明な

          ガラス彫刻の作品とタイトルに惹き込まれ 訪れたのは六本木にある 『complex665』2階 ShugoArtsで5/28まで行われているのは ヨーロッパでご活躍をされる イケムラレイコさんの展示会。 「わぁ綺麗!」と近づいて 作品をよく観ると・・ なんとお顔が描かれていました。 ギャラリーには — 最も暗いところから見るヒカリ 最も暗いところに現れる光 限りなく暗いところにヒカリ — というメッセージが描かれていました。 それは世界でご活躍をされ、 日本を

          幸せな気持ちでいっぱいになる『Floating Drapery – 浮遊するドレーパリー』

          見るもの一つ一つが 優しく美しい色彩で 何度も見たくなってしまうものばかり。 一度の展示会で、 「わぁキレイ」 とこんなにたくさん心がときめくのは 初めての感覚でした。 好きな世界観で溢れていて 一目惚れする作品の数々。 パッと目に飛び込んでくるたびに 幸せな気持ちになりました💐 六本木にある『小山登美夫ギャラリー』で開催されている 佐藤翠さんの 「Floating Drapery – 浮遊するドレーパリー 」へ。 日常の温かさを感じるような 幸せな時間が流れていて

          幸せな気持ちでいっぱいになる『Floating Drapery – 浮遊するドレーパリー』

          自由が丘にある〝花と裸婦〟がテーマの洋画鑑賞

          少し前になりますが、宮本三郎記念美術館(世田谷美術館分館) で開催されている ⁡ 「宮本三郎、画家画II:  混沌をぬけ、花良絵筆1950s-1970s」 ⁡ へ行ってきました🎨 ⁡ ⁡ ⁡ 石川県小松市出身の 洋画家である宮本三郎さんは パリを拠点に古典美術を巡り、 本物を自分の目で見て 作品を真似て描き、練習を重ねたそうです。 ⁡ ⁡ そして継続的なテーマとして 〝花と裸婦〟を描き 赤、黄色、緑と 華やかな色味の作品が非常に多く 美しさの中にも力強さのある印象でした。 ⁡

          自由が丘にある〝花と裸婦〟がテーマの洋画鑑賞

          シンプルライフへの憧れを意味した作品

          エスパス ルイ・ヴィトン大阪にて 2022年5月15日(日)まで開催をされている ドイツ人アーティストのゲルハルト・リヒター氏をご紹介する「Abstrakt」展へ。 会場の一番奥にある シンプルライフへの憧れを意味した 『LILAK(ライラック)』の作品で面白い体験をしました。 黄緑色を中心に、 黄色・赤・ピンクなど 賑やかな色味が飛び込んできて 「これはなんだろう?」 と考えたものの、 いまいちピンとくることはなく… そこでQRコードで解答を知ると、

          シンプルライフへの憧れを意味した作品

          Spinout Hours ~失われた2時間~ NEWoMan横浜

          NEWoMan YOKOHAMAには オシャレなお店やレストランも多いけれど 見逃したくないのがアートスペース。 1F壁面ミュージアムの展示作品のテーマは 『Spinout Hours ~失われた2時間~』 The Chain Museumの 遠山正道さんによる時計作品。 そこには 〝テクノロジーが発達して、 人間は暗算などの基本能力をいとも簡単に退化させた。 あらゆるものを合理的に単純化させた結果、 12進法の時計も10進法に変更した。 弾き出された

          Spinout Hours ~失われた2時間~ NEWoMan横浜

          ワタリウム美術館 『視覚トリップ展』で出会ったニューキャンドル

          〝花をみつめるとき、 その何をあなたはみているのか。〟 そんなメッセージで始まるのは 今季のワタリウム美術館。 少し前に、5/15まで開催されている 『視覚トリップ展』へ行ってきました🌹 https://www.instagram.com/p/Cbukqz1pZ40/ 14人のアーティストによる ドローイングやペインティング作品が計160点。 ただ「綺麗だな〜」と 眺めるのではなく 「目の前の現代アートは、何を表しているのか。」 と、そのメッセージを

          ワタリウム美術館 『視覚トリップ展』で出会ったニューキャンドル

          【現代アート】Class War, Militant, Gateway

          表参道店にある 「Espace Louis Vuitton Tokyo」は、 現代アート(コンテンポラリー・アート)の世界で活躍するアーティストの作品が紹介されています🖼 ⁡ ⁡ このアートスペースは建築家青木淳氏が デザインしたルイ・ヴィトン表参道ビルの7階に。 ⁡ ガラス張りの異空間が気持ちよく 空を身近に感じられます。 ⁡ ⁡ ⁡ ⁡ ⁡ アートは日本初公開の イギリスのアートユニット ギルバート&ジョージの作品。 ⁡ ⁡ 「生きた彫刻」とも言われており、 ⁡ 〝アート

          【現代アート】Class War, Militant, Gateway

          GINZA 456で桜デジタルアート

          先日は一足先に、 GINZA 456 つなぐプロジェクト「願いツナグサクラ」へ行ってきました🌸 ついに3/3から5/31まで開催され 無料で楽しめます! タブレットに入力した 「願いごと」が絵馬となって⛩ 自分の脳波に応じて デザインが変化する「桜」🌸 リアルタイムで GINZA 456の壁面に現れ お部屋一面で桜が舞い散り 目の前に広がる幻想的な光景にうっとりしました。 これまでに私が見たデジタルアートは リアルタイムで動いているものを見ることだっ

          GINZA 456で桜デジタルアート

          イスラエル博物館所蔵「印象派・光の系譜」展 三菱一号館美術館

          クロード・モネ《睡蓮の池》(1907)も 展示をされている「印象派・光の系譜」展へ行ってきました。 https://www.instagram.com/p/CY6aXdKKOgx/ 《睡蓮の池》は以前横浜美術館の『モネ それからの100年』展で見て以来。 「透明感があって綺麗だな」 という印象だったのですが、音声ガイダンスによって 実は絵画の時代を切り拓いている作品だったと知ることができました。 ・連作で描くことで、光の変遷を作品にした ・1枚に3つの空間(池の底

          イスラエル博物館所蔵「印象派・光の系譜」展 三菱一号館美術館