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会社員やって良かったと思うこと

今週は何を書こうかなと思っていたら、noteのコラボ・コンテスト企画で「会社員でよかったこと」というのが出てきました。
会社員ではない私が書くのは説得力ないですけど、会社員やって良かったと思うことはたくさんあるので書いてみようと思います。


どうであれ安定は外せない

最初に断っておきますが、会社が嫌になって辞めたわけではないということです。今でも勤務していた会社のことは大好きです。何かあったら駆けつけたいと思っています。

言い訳はさておき、会社員のメリットは程度の差はあれど「安定」でしょう。よほどヘタを打たなければクビになることはないですから、給料という収入が保証されていることです。

会社員時代は「自分へのご褒美」と称して、一人旅でリッチな高級ホテルに泊まるなんていうことをしていましたが、収入が会社員時代に戻ってきた現在でも、高いホテルに泊まるなんていうことは怖くてできません(笑)

これは「自由」を取るか「安定」を取るかの選択だと思います。どちらが正解ということはないですが、一人になってみて会社員のありがたみがわかる瞬間です。

仲間がいることで自分が成長する場所

私が仕事のやりがいで求めていることは
「誰かの役に立てている実感がもてること」です。

一人になって思いますが、一人でできることは限度があるけど、いつも周りに仲間がいるというのは色々な可能性が生まれます。
一人ではできないけど仲間と動くことで大きな成果を上げられる。
その中の一人でいられることは大きな喜びです。

そして仲間と対等な関係でいるためには「自分の強み」を持つ必要があります。何かの役に立つには、○○さんならコレだよねというものを持っている人は強いと思います。

私自身は子育て後に会社員に運良く戻れましたが、学歴もないただの「気のいいオバサン」でした。
子育ての中から学んだこともたくさんあり、人の成長に関わる仕事がしたいと思っていましたが、そのためには色々な世代の人たちが集まる会社の中で何か役に立つことが必要です。

当時の上司からの「自分の武器を持て」というアドバイスもあり、社会保険労務士の資格取得のために勉強を始めました。多分、人生で一番勉強した時期だと思います。

資格が武器というわけではなく、目標を達成するまでに歩んだ中で、自分なりに褒めてあげたいことはあります。それが自分の武器ではないかと思っています。子供の受験、親の病気や介護などプライベートとの両立の中で最後まで諦めずにやり切るだけの気持ちの強さは「自分なりの武器」だと思っています。

そして資格を取ったからこそ、その後の人脈ができて今があるので、この頃のことは大変でしたが後悔はないです。

自分の中で一番「成長」できた時期だったように思います。

私の世代はまだまだ仕事を続けるには難しいこともたくさんありましたので、会社員をやっていたからこそ「成長」を実感できたと思います。

この会社にいて良かったと思える人材を増やす

ここまで書いてきて、会社員であることのメリットは「安定」と「成長」ではないかと思いました。

組織開発の仕事をしていると、いろいろなクライアントの悩みを聞きます。

会社組織というのは「仲間」がいることで大きな成果を上げられる場だと思いますが、その「仲間」が機能していないように思います。

・コミュニケーションが上手くいかない
・世代間のギャップがある
・いろいろな働き方が出てきた
・相手が評価されているのに自分が評価されないのは納得できない
・あの人が管理職をやっているのが理解できない

などなど・・・まだ書こうと思えばいくらでも書けます。

仲間がいることがデメリットになっているように見えます。
そう考えるともったいことです。
せっかく大きな成果を上げられるのに、仲間がいる(チームである)ことの良さが理解できていない方が多いように思います。

人の違いを理解して、自分の強みを持つ
たくさんの個性を十分に活かして、どこに進むのかゴールを示す
ゴールを目指すために必要な仕組みやルールは何か
そして、これらをどう伝えて一緒に進んでいくか

チームビルディングを活かす場が会社にはあるのだと思います。

たくさんの人が、仲間でいることに喜びを感じてもらえるように、自分の人生後半戦は幸せな会社員を増やすことに努力したいと思います。

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