身の上話②

毒親/毒祖父母育ち、慢性うつ持ち、発達障害持ちが若くして武術の高段者になり教え子に認められるようになった話

ちょっと予告から空いてしまいました。続きいって身の上話締めます。

それなりに苦労はしましたが、居心地的には新潟の道場、尊敬する師匠の主宰する倉敷の道場っていうのが最高だったりします。

実は、少林寺拳法続けていくにあたってやめたことがあります。

新潟時代のある時、真面目に取り組んで真面目に指導するのやめました。

福山に戻ってやってた時はちょっと真面目入ってました。

真面目な教え方したときと不真面目に教えたときとでは不真面目な教え方の方がウケがいいです。

前回も書きましたが、真面目に教える=通り一遍のメニューを押し付ける行為なんですよね。

そこを不真面目にやるようになったっていうのが、ズバリ今も指導は遊びに徹してます。時に敢えて理屈をこねて教え子がちょっと戸惑う姿を楽しんだり、ラスボスを自称の上「ラスボスを倒したいか?」と煽ってみたり(体重90キロ超の肉の壁です)。

「お前らこのラスボス倒したいか?」と言ったら、大体の子の目の色が変わります。だったら教えてやろうと上から畳みかけます(笑)。

自分の腹、特に正面は力入れると半端なく堅くなります。でも、煽りと教えを受けた子たち(体重は自分の1/3レベル)の突き、急所に入ったわけでもないのに内臓揺れてきついんですよ。ちゃんと腹に力入れますよ。でも小学校低学年の子の突きの衝撃は構わず貫通してきます。

あと代表例としては3人掛け(3人組手)を小学生だろうが構わずやらせます。簡単な技をテーマに、1対2で2人が交互に1人にかかっていきます。技が決まってるのと守りに回った方が最初の反撃を入れたら間髪入れずに次の子が仕掛けるというのが鉄則です。技が雑だったり構えが乱れてるのは気にせず、次のこの仕掛けが遅いときだけ「遅い」とドヤします。(間髪入れずができたらこれでもかと褒めます)

実際、たったこれだけで攻め手も守り手も目配り・注意力がしっかりいるのと、構えや動作がしっかりしないとどちらのアクションも遅れますので、必然的にトータルの護身術鍛錬が可能です。

こうやって不真面目に教えた方が・・・というより煽るぐらいの方が教わり手は上達しますね。

自分は道場の主宰者ではないので、やらせてくれる師範というのは本当にありがたいです。

ぶっちゃけ仕事も図面を超ハイペースで回してるとき楽しかったです。ただ、根詰めてやると年齢とともに持たなくなってます。

某経営塾では「迷ったら楽しい方に行け」という教えを受けてますが、何だか身に沁みます。

実家とは敢えてつながり保ってますが、楽なのは独り暮らしのアパートのが楽なのと、まだ松本鉄工では頑張ろうとし過ぎてるかもと思います。

ということで身の上話、締めようと思います。

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