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2020年に行った展覧会

恒例の「読んだ本」の振り返りに加えて、行った展覧会のリストを記しておく。なんだかんだと数えたら去年の11回に対して8回(延べ9回)も行っている。特にコロナ禍以前はかなりのハイペースだったので、3月までに5回行っていたということが大きい。あの頃はまだ今年がこんな年になるとは思ってもみなかった。 1月にめずらしく長男と一緒に行ったことなど、遠い昔のようだ。ハマスホイのころから世間がだんだん微妙な状況になってきて、3月にアーティゾンに行ったときの東京八重洲付近のガラガラだった風景

    • 2020年に読んだ本

      恒例の今年に読んだ本の振り返りをFacebookのノートに書こうと思ったら、ノート機能がいつの間にか廃止になっていてびっくりした。かろうじて過去の記録は消えていないようで良かったが。そのためnoteにも残しておく。 今年の読了は63冊。ここ数年で最低記録の昨年の69冊をさらに下回った。ただ、今年はこの状況でよく頑張って読んだ方だと思う。今年の読了記録を振り返ってみると4月、5月がわずか1冊ずつだった、ということの影響が大きい。この時期は本当につらかった。 リモートワークが

      • NHKスペシャル「新型コロナウイルス 瀬戸際の攻防」を見て

        昨日のNHKスペシャルは見応えがありました。どうやらすべての発端は、多少乱暴にまとめると「シンガポールや韓国と違って、過去に感染症対策で学習するチャンスが日本にはなかったこと」と結論づけられそうです。 (番組の内容は下記のページにわかりやすくまとめられていました) 番組によれば、シンガポール、韓国、台湾などでは、SARSや新型インフルエンザなど過去の経験からPCR検査などの体制が整えられていたことが読み取れます。押谷教授は「日本に住むすべての人を一斉にPCRをかけないとい

        • 再生

          Phish “Dinner And A Movie” Ep3 - 7/25/2017 New York, NY

          13夜続けて、すべての曲が重なることなく演奏する伝説的なショウとなった、Baker’s Dozen、そのNight 4 Jam Filled フレーバーの日。おそらく誰もが「ジャムいっぱいのショウ」になると期待していた日。音源はすでに所有しているが、ビデオを観ながらあらためて聴いてみた。その仮想ライヴレポート。 Sample in a jar、のっけからちょいジャム盛っていて長め。いったん終わり、Pageがステージに進み出て、Lawn boy。Pageがいつものディナーショーのような雰囲気で歌を披露する。間奏でMakeがいつものベースソロを披露する間、おもむろにPageがバックステージからキーターを持ち出す。そしてMakeのあとでフレーズをトレースしたソロを弾き出す。急にテンポが上がり、ジャムに突入。えー?そんな展開になる?みたいな新しいスタイルだった。マイナーキーのファンキーなジャムが続き、終わってみるとなんと30分という史上最長Lawn boyとなった。まだ序盤なのにジャム盛りすぎでしょ。 そのままMy friend, my friendのイントロがかぶさり曲が移行する。途中Treyがディストーションかかったギターをマイクに近づけたりしてるのね。映像で見ないと気づかない。unfinishedで次の曲は?と思いきやマイルドなジャムが続き、10分超のMFMFはやはり史上最長のよう。 長いジャムが終わり突然、Stashのイントロが始まる。そつのない演奏。クライマックスに向け、Chris Kurodaの美しい仕事、ライティングが綺麗。フィニッシュと同時にBathtub gin。こちらもそつない演奏で終わる。さて、ここまでたったの5曲なのに80分弱というボリュームでセットブレーク。 2ndセット、TreyがMikeに耳打ちして何やら相談。PageのピアノイントロからFuegoがスタート。途中まではいつも通りだが、やはりタダでは終わらない雰囲気のジャムが続き、しだいにスローテンポになっていく。Mikeが電動ドリルを使ってベースにエフェクトをかける。そこからTreyがソロでフレーズを弾き出し、またテンポがしだいに加速していく。18分超過して、TreyがThreadのリフをイントロで弾き出す。この曲は直近7/16デビュー以来2回目だったので、当時あまり馴染みのないナンバーだったが、結局先日リリースされたばかりのスタジオアルバムSigma Oasisに収録されていた。 比較的短い演奏の終了すぐTreyのカウントアップとともにCrosseyed and painlessが開始、Talking Headsカバー、Fishのリードボーカル。 これまたジャムが長そうな予感。と思っていたら、ホントにやたら長かった!途中、長いTreyのメロディアスなギターとともに、ライティングもハイテンションで、美しくピークを迎える。終わるかな?と思いきや、いったん静かな中で幻想的なエフェクトが重なり、ゆったりとしたジャムが始まる。最後のジャムパートではTreyのギターがリードしながら再び加速、Pageのピアノ、シンセサイザーと、いくつかのフレーズを織り成しあいながら、still watingのコーラスに戻り終了。終わってみれば33分の史上最長C&Pだったという、さすがJam Filledナイト! Treyがエフェクトをかけたループをバックに、Makisupa policemanのイントロが始まる。 途中PageとMikeにそれぞれTreyからソロを促す。TreyがMikeとFishに何やら伝えているのが見える。ややスローダウンして始まったのは、なんとEnd of sessionだったという。1999年にリリースされたStory of the ghost以来のデビューということで、これは記念碑的演奏。 アルバム収録と同じくらいの長さで短く終わり、Treyのギターイントロで始まったのは、Tuesday。Treyソロのこの曲、イントロを聴いても曲名が思い出せなかったが、この曲もレア。2005年収録以来、直前の7/18にPhishではデビューだったようだ。短めのジャムで締め、カットアウトと同時にCavern。いつものように最後はTreyとMikeでステップを踏んで。ブレークでのFishのパーカッションがいつもより長めにタメ気味。statsによれば1990年デビューのこの曲は、Phish全ショウの約25%で演奏されている。ここまで80分でセット2終了。セット2もわずか7曲でこのボリューム! 3分後に登場して始めたアンコールはJulius。普段通りのボリュームだが、手堅い演奏。普通ならここで終わってもおかしくないのだが、FishとTreyがエンディングを引っ張ったところで、Lawn boyのMikeのベースリフとともにPageが出てきて、最後のフレーズを歌い、unfinishedだった曲を締めるという伏線回収。これで全曲終了。このあとBaker’s dozenはこのMSGにて残り9ステージ、伝説的な演奏がショウが続くのだった。 これを観ていると現在大変なことに陥っているニューヨークで、果たしてまたあのMSGでPhishのショウが開催できる日が来ないかと、スタッフは祈るような気持ちでこの映像を配信したのだろうな、と想像した。このパンデミックの現状だと今年のPhishのツアーは残念ながらほぼ絶望的だろうし、MSGでのNYEも相当危惧されているんじゃないかな、と思う。ファンとしては非常に残念だが仕方ない。今はみんな耐えるしかない。

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          なんとなくnoteをはじめてみた

          最近記事をよく目にするnoteというサービスが気になりまして、調べてみたら「ブログとの違い」などについてアフィリエイターが懇切丁寧にいろいろ比較している記事が多くヒットし、やはり稼げるかどうかの観点が多いのだなぁ、と思いちょっと引いてしまったのですが、もともと書くことに特化したサービスのようなので、あまり深いことを考えず登録してみました。 ちょっと思ったのは、最近の自分のfacebookの投稿が、半分ブログ的なものが多く、それならブログか?とも思ったのですが、今さら感もあり

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