見出し画像

【綿町ダイアリー】#447 本棚見るとその人がわかる?

連載日記『綿町ダイアリー』✏︎姫路市綿町でブライダルプロデュース「スウィートブライド」と「綿町カフェ」と婚活サロン「姫路の縁むすび」を運営しています。ウェディングプランナー&カフェマスター&婚活プランナーの三刀流の日々を綴ったエッセイです。

実家には父の本棚専用部屋があった。

ハードカバーの文学全集が並ぶその棚を見てると
まるで古書店に居るかのような気持ちになる。

僕はその部屋で時間を過ごすのが好きだった。

太宰治や三島由紀夫とはそこで出会った。
人間失格や金閣寺に小学生の僕は夢中になった。

父の本棚には、
近代文学のほかに江戸川乱歩賞、直木賞、芥川賞などのベストセラー本も多く、父の豊富な知識量はここからきてるのだと思っていた。

あれから数十年が経ち、
僕も父と同じような本棚部屋を持つようになる。

最初に太宰治と三島由紀夫を棚に並べた時は
ズキズキワクワクしたものだ。

今の作家さんでは
中村文則、村上春樹、原田マハ、平野啓一郎、
又吉直樹、加藤シゲアキあたりが多いかな。

その他に僕は軍事ものが好きで
日本海軍の興亡とか国防とか零戦撃墜王とか。
中でも硫黄島指揮官栗林忠道を描いた梯久美子「散るぞ悲しき」は大好きな一冊だ。

それからJAZZ本も多い。

あとは月刊の保守論壇系も。
WILLや正論やVOICEなど。

父の本棚はバラエティに富んでいたが
僕の本棚は純文学、軍事、保守・・・

何となく"右より"な空気が漂よう。
( 実際は右も左もなく名前の通り中道です )

本棚を見たらその人がわかる。

確かにそうかもしれない。
だから、見せれないね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?