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幸せの予感/吉兆を呼び込む現代アート


瑞相/吉岡徹(S50)

「基礎デザイン」著者 吉岡徹のアクリル画を紹介しています。

パリ国際サロンの個展部門に選ばれた作品です。

吉岡徹の絵はどれも万華鏡のような
鮮やかな色彩に彩られ
幾重にも三角形を変形させながら
その中に彼の精神性の世界を描き出しています。

この【瑞相】はブルーを基調とし
ガラスや水の反射のように輝き
そして静寂な空間を作り出し
その中に仏陀の姿を控え目に表現しています。

彼の作品は謙虚であり
決して、傲慢で押し付けがましい
主張をする事はありません。

あくまで慎ましく
見るものを優しく受け入れるような
作品ばかりです。

【瑞相】
サンスクリット語の
「めでたい出来事の起こる前触れ現象、吉兆」を
意味する言葉です。

仏が説法をする直前など
こうした様々な瑞相が起こると
説かれているそうです。

吉岡徹は無宗教ですが
仏教に限らず
現実を超越するような世界観を
作品のタイトルにする事で
作品の空間的広がりを表現したいと
思っているようです。

現実社会の負の部分を
怒りに変え、また、パワーに変え
情熱を発散するような作品ではなく

あくまで謙虚に
そして優しさに包まれた
仏陀の祈りを感じるような作品です。

良き事が起きる前触れ
「瑞相」素敵な作品です。

WEB個展開催中です
お時間のある時にご高覧お頂けたら嬉しいです。
下のURLから入場できます👇

https://www.instagram.com/stories/gallery.tet/









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