生ライブでネガティブを吐き出すon ステージ
どうも、だいだいです。
今回は昨日起こったある出来事について書いていこうと思う。
わたしは昨日、とあるライブに向かった。
そこは地域の多種多様な芸術家が音楽や文芸などを発表し合う場。
わたしはその日、東京から出張に帰ったばかりで疲れ、あまり前向きに参加しようとは思っていなかった。
しかし、そのライブの主催者は知り合いで、再三「来てほしい」とお願いされていた。
それに加えてある種直感で「行ってみようかな」と思いそのライブに足を向けたのだ。
そして、いく人かの芸術家がそれぞれ思い思いに自分の芸術作品をステージで発表していく。
わたしはその発表に耳を傾けていたのだが、急に司会の方が「次はだいだいによる詩の発表です!」と高々と宣言。
わたしに参加者の目がスポットライトのごとく向けられる。
なんと、いつの間にか発表プログラムにわたしは組み込まれていたようだ。
わたしは戸惑いながらもステージに登る羽目になった。
わたしの脳裏には「なんでやねん!」というあまりに急な発表の機会に戸惑いを覚え混乱。
ステージに立ったはいいが何をすれば・・・と数秒硬直した。
しかし、ここまで来て「すみません、できません」なんてわたしのプライドに傷がつく。
そこでわたしは一生懸命スマートフォンを操作してメモ帳機能に書かれた詩を画面に表示させる。
そして、観客をにらめ付けながら、最大限の威勢を身に纏って、息を吸った。
そうしてぶっつけ本番の詩吟ライブの火蓋が切られた。
と大きな声でまるでラップみたいなヘビメタみたいなどぎつい声を出してリズムよく叫んだ。
わたしの胸の中の日頃の不満や怒り、悲しみを詩に込めて一心不乱に吐き出した。
発表が終わると「ああ、人生終わりかも。こんなわけのわからない叫び声出して・・・絶対おかしな奴判定だろ」と恐る恐る観客を見ると・・・万来の拍手だった。
「かっこいい!」「すごい熱量!」「アンコール!」と思い思いに観客から賞賛の声が響いた。
すると、その声援を聞くと「やってよかったーーーーーー」と心の底から快感が湧き上がってくる。
観客に手を振りながら舞台を降り、ちょっとした興奮を隠しきれず席に戻った。
このことからもしかしたら、わたしのなかのネガティブな感情ってすごい熱量があって実は多くの人に共感してもらえる素晴らしいものなじゃないか?と思えた。
初めてのステージでここまで活躍できるとは・・・嬉しかった!
もし、この文章を読んでいる方で暗いネガティブな感情を溜め込んで「人前に見せてはいけない」と思っている方。
それは意外と違うのかもしれませんよ!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?