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2017年80冊目『仕事消滅 AI時代を生き抜くために、いま私たちにできること』

経営戦略コンサルタントの鈴木貴博さんの本です。

AI、ロボットの進化により仕事の51%が消滅します。

25年にドライバーが消滅、金融ではAIファンドマネジャーが人間を駆逐。

30年に銀行員、裁判官、弁護士助手など専門的頭脳労働の仕事がAIに代わる。

35年に経営者、中間管理職、研究者、クリエイターもAIに。サラリーマンは逆年功序列化する。

これらが今から20年以内に確実に来る未来です。

ショッキングな未来です。

この本は、

なぜ、仕事が消滅するのか?

仕事の消滅から生き延びることはできるのか?

その過程で何が起きるのか?

ということを前半で解説します。

なかなか不幸な未来の到来が想像されます。

その後、

不幸な未来をどうやって回避するのか?について提言をしています。

その1つの解決策として

「ロボットの利用権を国有化し、国に対してロボットの給料を払う(個人利用は無料)」ことを提言します。

このロボットに支払われた給料をそのまま直接国民に頭割りで配分する。

これにより不幸な未来を回避できる可能性が高いことを説明します。

一瞬?と思うかもしれませんが、納得感が高いです。

その後、仕事以外のロボットとの未来について予測をしています。

・ロボットテロをどう防ぐのか?

・ロボット兵器をどう考えるのか?

・金持ちになるためにはロボット株を買えばよいのではないか?

・ロボット農業で日本の農業は復活するのか?

・ペットへの影響は?

・働かなくなった人類はどうなるのか?

ロボットと仕事+αについて外観を理解できる本です。

▼新刊『業績を最大化させる 現場が動くマネジメント』の読書会です。
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