こんにちは
刺繍セラピーで
「心穏やかに生きる人を増やす」
活動をしている、ねこはなです。

今回は
私の愛読書であり
穏やかな気持ちになる本

デビュー作である
「食堂かたつむり」が
ベストセラーとなり
映画化もされ

文章から
情景が浮かぶ
素敵な作家の
小川糸さん著書
「ツバキ文具店」を
ご紹介したいと思います。

鎌倉の山のふもとにある
ツバキ文具店の店主
鳩子が手紙の代書を請け負います。

代書といっても
依頼された文章を
ただ書き写すのではありません。

依頼者の
文字以上に届けたい思いを
鳩子の手が綴る
そんな代書屋の物語。

この本の中には
おまじないが登場するのですが
それをやってみてもらいたいです。
心がほっこり元気になれます。

そしてこのお話は
私の大好きな場所
湘南鎌倉が舞台となっていて

なんと作者の小川糸さんが
実際に鎌倉に住んで書いたのだそうで
鎌倉に本当にあるお店が
たくさん出てきて
行ってみたくなります。
いや、行ってしまいました(笑)。

私の出身が
神奈川県だということもあってか
鎌倉は子供の頃から
遠足や家族や友人と
何度も遊びに行く場所でした。

静岡に来てからも
旅行に行くほど
好きな場所です。

小川糸さんの本は
ほっこりした情景が
浮かび上がってくるものですが

知っている場所が登場すると
好きな場所ならなおさら
そこで織り成す物語の景色は鮮明で
鮮明だけど現実的じゃなくて
柔らかい光が映し出す世界の様…
私はそんな風に感じました。

そして読んでいる最中も
読み終わったあとも
その優しい情景は
私の心を穏やかに包んで
癒してくれます。

単行本▼

文庫本▼

ツバキ文具店の店主、鳩子が鎌倉を案内してくれます▼

続編▼