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一気に季節が進んだ

昨日の夜久しぶりに
エアコンをつけずに
眠りについた。

夜中に
少し暑くて
一瞬だけ目を開けた
そんな気がしたけれど

しんどくて辛くて
息苦しくてたまらなかった
あの湿気が少しずつ身をひそめる。

朝起きた時
涼しい風が吹いてきて
雲の上で目覚めたかと思った。

先に起きていた夫が
窓を開けたようだ。

この夏制作した
刺繍アクセサリーは
明日販売予定だ。

楽しんだり
頑張ったり
試行錯誤したり
失敗したり
不安になったり・・・

制作していた期間には
いろんなことがあって
いろんな想いがあって

その全てが
作品になると思うと
感慨深い、と思う。

当たり前のように
今目の前にあるものには全て
人知れずストーリーがある。

自分のために
人のために
泣いたり笑ったり
人が関わるもの全てに
必ず物語がある。

人の数だけ
物語があるように
物の数だけ
物語があるのかもしれない。

有名な作家も
生まれた瞬間から
名が知られるわけではない。

その物語の先に
有名な作家がいるのであって
そこに行きつく過程が
必ずあるのだから。

そして
その過程には
色々な人が関わってくれて
その人たちの想いも
一緒に繋がって
物語になっていく。

私の物語が詰め込まれた
その作品は
選んでいただいた人の
人生の物語のどんな場面を
演出する脇役になるのだろう。

それを知りたいな、と時々思う。

幸せな物語を想像して
選んでくれた誰かの
幸せを願う。


温かいご支援ありがとうございます。