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今日の一枚は、これ! ボブ・マリー&ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ 『ライブ!』(1975)

ボブ・マリーは、ジャマイカのシンガーソングライター。レゲエの先駆者。ジャマイカ音楽の影響を世界に与えた。36歳で死去。
レゲエは、スカからロックステディ、レゲエ、その後はダンスホールレゲエと変貌を遂げていくが、スカからレゲエまでの幅広い時代にいた人物。レゲエはプロテストソングとしての一面もあり、そうした思想的な面でも多くの人に影響を与えた。

『ライヴ!』(Live!)は、ボブ・マリー&ザ・ウェイラーズが、1975年に7月にアルバム「ナッティ・ドレッド」のプロモートするためのツアーのロンドン公演を収録したライブアルバム。

日本でのレゲエの認知は、クラプトンがカバーした「I Shot the Sheriff」からだと言われている。しかしレゲエに対する日本での認知は、あまり好意的でなかったように思う。ジャマイカの政治は不安定だし、ボブ・マリーはマリファナ合法化支持者だし、銃撃されちゃうし…なんとなくヤバイものとしての印象があるように思う。

しかしこのライブアルバムを聴くと、違う意味でのヤバさがある。会場の雰囲気や興奮、臨場感が十分に伝わる迫力ある内容。みんなが体を揺らし陶酔している光景が目に浮かぶ。ライブアルバムとしての完成度が、非常に高いヤバいアルバム。
名曲づくしで、有名な「ノー・ウーマン、ノー・クライ」やおなじみ「I Shot the Sheriff」も収録されている。

https://youtu.be/zGO8HN1QQdI


滋賀県 浜大津 ミュージックバー「レコーズ」

このアルバムを今回、引っ張り出したのは、昨日訪れた浜大津にあるミュージックバー「レコーズ」で、お客さんがザ・クラッシュをリクエストして聴いたという出来事があったから。ザ・クラッシュはパンクバンドだが、そのうちにレゲエに影響を受けていくと、そのお客さんは話していた。 "ロックミュージシャンであるクラプトンも、レゲエに影響された…パンクバンドのザ・クラッシュも…この時代、いろんなジャンルのミュージシャンが、レゲエに影響を受けていたんだなぁ" と思った。少し調べただけでも、サイモン&ガーファンクルでおなじみのフォークやワールドミュージックのポール・サイモン、ハード・ロックのレッド・ツェッペリン、ルーツロックミュージックのローリング・ストーンズ、こちらもイギリスのロックミュージシャンのエルビス・コステロ、パンクバンド時代のザ・ポリス、そしてファンクのスティービー・ワンダーなどなど。ここでのジャンル分けは無理やりだが、とにかくいろんなミュージシャンがレゲエミュージックを唄っている。すごい影響力だ。今でいうラップみたいなものだろうか。ちなみにボクが敬愛する佐野元春もレゲエの曲がある。そしてもっとちなみにボク自身のオリジナル曲にも、レゲエの曲がありますw

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