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今日の1枚はこれ! 岡村靖幸 / 『yallow』(1987)

岡村 靖幸は、日本のシンガーソングライター。
高校中退後、19歳でまずは作曲家としてデビュー。渡辺美里、吉川晃司、鈴木雅之らに、楽曲を提供。渡辺美里のレコーディングにコーラスで参加中、その姿が見初められデビューすることになる。1986年にデビュー。初めてのライブは、日本武道館のイベントだった。その後、80年代はアルバム発表やライブ活動に活躍していたが、2003年以後3回覚せい剤使用で逮捕される。2011年から、活動再開。

『yellow』は、1987年に発売された岡村靖幸のデビュー・アルバム。プロデューサーは、1980~90年代におけるエピック・ソニーの黄金時代を築いた小坂洋二と小林和之。当時のエピック・ソニーの力の入れようがわかる。参加ミュージシャンもギターの北島健二や佐橋佳幸をはじめ、ドラムに古田たかし、青山純など、一流ミュージシャンが起用されている。
岡村靖幸はアメリカのミュージシャン”プリンス”とよく比べられるように、ブラックミュージックの影響を受けた灰汁の濃い表現が特徴である。しかしこのデビュー・アルバムは、その色が薄い。打ち込みでなく生ドラム、そしてギターもしっかり鳴り、ロック・アルバムとしての特徴が強い。純粋な少年の視点で歌う内容が、より”弟感”を表していて、彼が「岡村ちゃん」と称されることがうなずける。B面1曲目の「Water Bed」では、曲中にセリフをいうと言うといった、以後よく取り入れられた表現がある。変態の始まりである(笑)。

当時、妹が岡村靖幸のことが好きで、彼を教えてもらった。妹が持っていたこのCDアルバムを聴き倒した記憶がある。

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