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今日の1枚は、これ!#44『ブルー・タートルの夢』(The Dream of the Blue Turtles) / スティング(1985)

スティングは、イングランド出身のミュージシャン、俳優。もともとは、ジャズ・フージョンバンドのベーシストだった。1977年にバンド「ポリス」を結成し、ベーシスト兼ボーカルとして活躍。
「ポリス」は、パンク路線からロックバンドへと変わってゆき、1984年に活動を休止した。その後スティングは、ソロで活躍。

アルバム『ブルー・タートルの夢』は、ポリスが活動休止となった翌1985年に発表。
ポリスが活動休止し、念願だったジャズとロックの融合を目指した。そこで当時の若手実力者ジャズメン(オマー・ハキム[Dr]、ダリル・ジョーンズ[B]、ケニー・カークランド[key]、ブランフォード・マルサリス[sax]など)を集めてバンドを結成し、作成した。スティングはもともとベーシストだが、ここではギターを担当している。
アルバムは、ジャズ色が強いロックの作品。レゲエやクラシックの要素もある。
冷戦を批判した「ラシアンズ」、第一次世界大戦で打撃を受けた当時の若い世代と、麻薬で人格が崩壊しかけたロンドンの若者を対比させて歌った「チルドレンズ・クルセイド」や、放射濃を扱った「黒い傷あと」などのような政治的メッセージを含む曲もある。
ジャズの要素が強いせいか、政治的なメッセージを扱っているせいか、全体的にスリリングな曲調が多い。しかし洗練されていて、そして美しくはなかい世界観。
オンタイムで、何度も繰り返して聞いた作品である。

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