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真夜中のディズニーで考えた幸せに働く未来                 拝啓、先生へ②

拝啓、先生へ。

お元気ですか?

こんな風に定型文みたいなものを書くのはいかがなものかと思いながら、やっぱり書いてしまいます。

定型からはみ出すことも面白いですが、定型を守ることもまた面白い、ですかね。

突然ですが、先生は幸せに働いていますか?

先生はきっと働くことに幸せを感じていらっしゃるでしょうね。

わたしのことを気にかけてくれるくらいですし。

正直、わたしは働きたくありません。

バイトはしていますが、それもできればしたくありません。

それでもあと2年もすれば大学を卒業し、社会に出なければいけないこともわかっています。

働かざる者食うべからず。

それでもわたしは働きたくない。

厳密にはできるだけ人との関りを避けて、静かに暮らしていたいから。

多くは望みません。

本は図書館で借りますし、その他、衣食住だって特にこだわりはないのでなんとか働くことを勘弁してもらえないかと考える日々です。

ただ、先生のように幸せに働いている方を羨ましく思う気持ちもあります。

仕事だけでなく、何かに夢中になるってどういう感覚なんでしょう?

熱くなりたい、寝る間も忘れてなにかに没頭してみたい。

でも、めんどくさい。

そんな風に思いながらいつものように本屋をぶらぶらしていると、真夜中のディズニーで考えた幸せに働く未来という本が目に止まりました。

ある意味で今時でない熱い本です。

自分の夢を信じて諦めなかった人が夢の国で夢を追い続けた。

読んでいるときは自分もこんな風に夢を追いかけてみたい、努力の先にある自分を見てみたいと思ったりもしましたが、読後3日経てば色んなことにめんどくさいなぁと思う自分が戻ってきます。

啓発書あるあるなワークシートもついていて書き出してはみるものの、なんとなく無気力で。

ほしいものにお金と時間と書いてしまうわたしは、一体どうなるのでしょう?

あ、ちなみに尊敬する人は?という問いには先生の名前を書きました。

それが唯一、わたしのポジティブな部分かもしれません。

何を成功と思うか、どんな人生が理想かという問いには答えることすらできません。

先生なら、なんと答えるでしょう?

わたしにも何かしらの可能性はあるのでしょうか?

働くって、なんでこんなにしんどく思えるのでしょう。

それでもわたしはこれからバイトに行きます。

行けばわりと楽しかったりもするんですけどね。

そして著者は言います。

今、夢がないという人も、焦ることは全くない。むしろこれから出会えることを楽しみにしながら、探っていってほしい。これまで自分が見聞きしてきた中では見つかっていないのだから、これまでに体験してきていない新しいモノやコト、世界に手を伸ばしてみてほしい。

新しいモノやコトにワクワクする気持ちにも波があるわたしですが、気分が乗ったときには面白いと思う方へ心のままに向かってみようと思います。

あぁ、バイト、めんどくさいなぁ。

ではまた。

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