きたはらいたくな@創作的芸術感想

さぁ、ちょうどいいを見つけよう! あちこちであれこれやってます。

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今更の自己紹介 2023.5.1

ついに、わたしは名前を手に入れた。 その名も『きたはらい たくな』。 この名にすべてを込めた。 どんな形でもいい。 わたしは自己満足と承認欲求を両立させる。 自分が面白いと思えるものを創り、それで誰かの、できればたくさんの人の心を揺さぶる。 そうすればわたしの夢は叶う。 『きたはらい たくな』はわたしが唯一頑張ることのできる夢。 まぁ、自分に甘いわたしなので頑張るといってもマイペースだと思うけど、人生を楽しんでいない人間に誰かの心を揺さぶるものが創れるかってん

    • 遅ればせながらのARMY宣言 2023.12.31

      年の瀬も年の瀬にいい歳したおっさんが何を言うとるんやって話ですが、聞いてやってください。 BTS、最高かよの話です。 妻が数年前から推してるBTS。 流行もの拒否症候群なあっしはもちろん、避けてきました。 ええええ、BTSってのは知ってますよ。 そんじょそこらで曲も流れてますし、家でもMVが流れてるもんですからね、知ってはいますとも。 それでもBTS、なにそれ、おいしいの?ってな態度で生きてきました。 それがどうしたことか、最近になってようやく流行もの拒否症候群

      • ワンダー 2人だけの読書部②

        2人だけの読書部顧問です。 今日は何やら、緑さんが少し不機嫌です。 緑:気に入らない。 翔:え、まじか、緑はワンダー、気に入らなかったか! 緑:ワンダーはめっちゃ気に入った。 翔:え?じゃあ、何が気に入らないんだよ? 緑:翔が気に入らない。 翔:なんで俺?全然心当たりないんだけど? 緑:緑も気に入ると思うよって爽やかにハードル上げた作品が期待以上に面白かったから、なんかムカつく。あと、わたしの好きそうな作品を当ててきた感じもムカつく。 翔:なんじゃそりゃ。2

        • ALL THE BRIGHT PLACES               きたはらいたくな的芸術感想

          死を考える若者へ向けた映画と言い切ってもいい。 観る人を限定してしまうかもしれないテーマで創られた作品だからこそ、届くということはある。 それくらい強く届けたい想いを創り手から感じた。 死を悼む、死を悲しむ、死を受け入れるはあくまでもこの世界に残されたものの価値観で。 フィンチが言うようにもし、あの湖は異世界に繋がっていたとしたら? この世界での彼は変人かつ若くして自殺した悼むべき存在であるけれど、異世界ではスーパースターである可能性もある。 自殺がいいというわけ

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        • きたはらいたくな的芸術感想
          4本
        • 2人だけの読書部
          2本
        • 拝啓、先生へ
          2本
        • あるサラリーマンたちのランチ 喫茶『ファニング』にて
          2本
        • 愛すべき雑文たち
          164本
        • 生と詩
          6本

        記事

          真夜中のディズニーで考えた幸せに働く未来                 拝啓、先生へ②

          拝啓、先生へ。 お元気ですか? こんな風に定型文みたいなものを書くのはいかがなものかと思いながら、やっぱり書いてしまいます。 定型からはみ出すことも面白いですが、定型を守ることもまた面白い、ですかね。 突然ですが、先生は幸せに働いていますか? 先生はきっと働くことに幸せを感じていらっしゃるでしょうね。 わたしのことを気にかけてくれるくらいですし。 正直、わたしは働きたくありません。 バイトはしていますが、それもできればしたくありません。 それでもあと2年もす

          真夜中のディズニーで考えた幸せに働く未来                 拝啓、先生へ②

          アドラー心理学関連本        あるサラリーマンたちのランチ②

          喫茶『ファニング』のマスターです。 今日も松岡さんと佐藤さんはいつもの席で何やら熱く語り合っています。 ふむふむ、今日はアドラー心理学について話しているみたいです。 佐藤:松岡よ、君に勇気はあるか。 松岡:急になんだよ、気持ち悪い。 佐藤:我々には勇気が必要なのだよ。 松岡:勇気って、たとえばどんな? 佐藤:たとえば……。そらお前、嫌われる勇気だろう。 松岡:ん?なんか聞いたことあるぞ? 佐藤:お、松岡ですら聞いたことあるってことはやっぱりベストセラーってす

          アドラー心理学関連本        あるサラリーマンたちのランチ②

          ひとりが好きな人の上手な生き方   拝啓、先生へ①

          拝啓、先生へ。 ご無沙汰しています。 お元気ですか? 健康第一がモットーの先生には愚問でしょうか。 そうであることを願っています。 わたしが先生から読書の面白さを教えてもらい、哲学についてのお話を聞かせてもらうようになって五年ほどになりますね。 なぜこんなことを書いているのかというと、先生がわたしに声をかけてくれた時のことを思い出すような本と出会ったからです。 それはひとりが好きな人の上手な生き方という本です。 先生と出会う前のわたしに教えてあげたいタイトルで

          ひとりが好きな人の上手な生き方   拝啓、先生へ①

          エヴリデイとサムデイ 2人だけの読書部①

          この高校には読書部がある。 文芸部ではなく、読書部。 わたしはその読書部の顧問。 ここには2人の部員がいる。 翔くんと緑さん。 ここは2人だけの読書部。 これは彼らの日々の語らいの議事録。 翔: デイヴィッド レヴィサン、天才すぎるだろ。 緑:はいでた、翔の天才認定。あんたの天才認定はこのグミより軽い。 翔:緑だっておもしれーって言ってたじゃん。 緑:面白いよ。抜群に面白い。やられたーって感じだよね。 翔:やっぱり天才じゃんよ。 緑:わたしさ、何気にS

          エヴリデイとサムデイ 2人だけの読書部①

          The Long Game あるサラリーマンたちのランチ①

          午後12時。 陽当たりいい窓際にはいつもの彼らが座っている。 松岡くんと佐藤くんはこのあたりのオフィスのサラリーマンでおそらくは20代後半くらいの同期だ。 ここは喫茶『ファニング』で私はマスター。彼らは大切な常連さんというわけ。 二人とも仕事熱心な好青年なので、私は彼らが語り合うのを聞くとはなしに聞くのがとても楽しみなのだ。 なかでも二人が読んだ本について語り合うのを聞くのはとても勉強になるし、私も選書の参考にさせてもらっていたりする。 今日もそんな日になるみたい

          The Long Game あるサラリーマンたちのランチ①

          ここではないどこかの詩 2023.6.9

          ボディソープを詰め替えるときうまく切れなくて穴が小さくなること、あるよね。 わかる。ちょろちょろしか出てこなくてさ、ウケるよね。 手も目も離せないあの時間ってなんもできないじゃん? うんうん。 なんか、めっちゃ贅沢じゃない? わかる、わかる。これ、めっちゃ非効率~ってテンション上がるよね。 わざとじゃない偶然のミスってのがいいんだよねぇ。 そうそう。偶然ってほんといいよね。 #詩 #マイワーク

          ここではないどこかの詩 2023.6.9

          もしもの詩 2023.6.8

          好きだった音楽を思い出す。 イヤだった記憶がついてくる。 あのとき、やめずに続けていたら? 後悔じゃない。 もしもがあるから、わたしはこうして書いている。 いつの日か偶然に出会えることがあるのなら、その日まで。 #詩 #マイワーク #SMAP に感謝を。 #オレンジ

          おもしろいの詩 2023.6.7

          おもしろいは便利だ。 え、それ、おもしろいの? うん、おもしろかったよ。 うーん、おもしろくなかったなぁ。 大抵の会話の中におもしろいはいる。 おもしろいさえいてくれたらなんとかなる感もある。 ぼくは確かに便利だよ。 おもしろいは言う。 でもね、ぼくでおわりにしないで。 ぼくでおわりはさみしいから。 おもしろくてもおもしろくなくても、ぼくでおわりにしないで。 そのさきまで、ぼくといっしょにいこうよ。 そこにはもっとおもしろいがいるはずだから。 世界は

          プカプカデー 2023.6.6

          生きていると、正解のない問いばかりに出くわす。 長い間、正解は?と聞かれて生きてきたのに。 あれはなんだったんだろうか? 正解がない問いはおもしろくて、少し不安になる。 問いの波にのれるときもあれば、のまれてしまいそうになることもある。 今日はなんだがのまれてしまいそうだから、浮き輪でプカプカ流されよう。 さぁ、どんなものが見つかるかな。 #詩 #マイワーク

          ミューズの詩 2023.6.5

          たとえきみが来てくれなくても、ぼくは毎日きみの家のドアをノックするよ。 たとえきみが顔を出してくれなくても、僕はそこできみの声や音を聴いて書くよ。 その音を聴いて、きみは顔を出す。 きみが好きなもの。 それは、僕が書く音。 きみの顔がみたいから、僕は毎日書くんだ。 できるだけごきげんに、時には真っ黒になりながら。 そんな僕に優しく微笑む、きみが好きだ。 #詩 #マイワーク

          どんなにいい日でも。 2023.6.4

          いい1日だった。 お祭りのような1日だった。 そんな日にも黒いあなたはやってくる。 あなたはそっと、わたしに囁く。 やっちゃえよ。 いっちゃえよ。 わたしは囁き返す。 やらないよ。 いわないよ。 でも、ありがとう。 あなたが黒くいてくれるから、わたしは生きていける。 いつもありがとう、わたしの黒い感情さん。 #詩 #マイワーク

          どんなにいい日でも。 2023.6.4

          ある日の美術館にて 2023.6.3

          「クロードモネは晩年が素晴らしいね。視力を失っていく中で絵がどんどん抽象化していく過程は本当に興味深いよ」 「うんうん。そうだ、モネと言えばね、わたし、すごく好きな話があるんだけどね」 「お、どんな話?」 「この睡蓮の絵を観た子供がね、ここにカエルがいるよって言ったらしいんだよ。大人たちは大発見だと必死にカエルを探したんだけど見つけられなかったから、その子にカエルはどこにいるの?って聞いてみたんだ。そしたらその子、なんて答えたと思う?」 「なんだ、そういう話か。見当も