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これは凄い!誰もが驚くアートな建造物!森万里子さんレセプションパーティにて。【44目】

世界で活躍する美術家、森万里子さん。

森さんの宮古島別邸が完成し、
レセプションパーティーへ!

私がJC時代(2018年)、
市の会議に出席した際、
とんでもない建物ができるぞ!
と驚いたことをよく覚えています。

森さんには当時から
何かのタイミングで
数回挨拶させていただきました。

あれから建築が本格的に
スタートしたとして約4年。

私の頭では追いつかないほど
予想を遥かに上回る建物が
宮古島に完成しました。

海外の有名な建築雑誌で
特集が組まれ表紙にも!
※トップ画は実際の雑誌です

外観もさることながら、
建物内は異次元空間。

壁はもちろん曲面で真っ白。

廊下、階段、設備や家具にいたるまで
全てが純白で統一。

生まれてはじめて遠近感が
崩壊する不思議な感覚を受けました。

参加者に振る舞われた
食事を楽しんでいる最中、
部屋の中央へ進む森さん。

森さんは挨拶に加えて
これまでのストーリーを
語りはじめました。

宮古島には一目惚れをし、
何度も足を運んだようです。

八重干瀬
※島の観光スポット
※日本最大のサンゴ礁群
へ行く計画だったが、
中止になった。

それで、この建物の
すぐ下に広がる海で
泳ぐ事に。

透き通るブルー、
サンゴと魚たちに囲まれ
その美しさに思わず・・・

「神様、ここを私にください」

とお願いしたそうです。
(凄いお願い事ですね。笑)

そこからあれよあれよと
土地の持ち主と繋がり、
自治会の協力もいただく事に。

多くの建設会社に建築不可能と
言われたが、島で唯一、
手を挙げたいただいた
会社の存在があった。

内装の曲線を職人技で
整えていただいた左官職人。
(1人で約3ヶ月住み込んだとのこと!)

森さんは建物に関する説明を終え、
関わって頂いた全ての
方々に心から感謝していました。

その気持ちが伝わる
とても温かいメッセージでした。

続いて、森さんと長い年月を
共にしてきた地元の女性も挨拶。

この方が仰ったストレートで
印象的な言葉。

「思いは必ず叶う」

今回のプロジェクトが完成したのは
「思い」が全てだと。

森さんとの出会いから
建設に関する紆余曲折の話まで。

思いは必ず叶うなんて
文字にしたり、言葉を発しても
普通のフレーズかも知れません。

しかし、森さんや女性の言葉の裏には
それぞれのストーリーが存在します。

ストーリー抜きにして
言葉は伝わりませんね。

何の情報もなく、
建物を見たとしたら、

凄い建物!
いくらかかった!?
地元の業者じゃないよね!?
ありえんねー!etc..

などなど、薄っぺらい感想に
揶揄っぽい表現、
現実を知らない予測的な
言葉が出るかも知れません。

現実は、
世界が評価する建造物。
例を見ない異次元的な空間。
島の人間が多く関わったプロジェクト。
(建設会社の方の挨拶も素晴らしかった!)
パーティー参加者も島民多数!
振る舞われた料理も市内の飲食店が
ケータリング。
宮古っぽい神様へのお供え。

などなど挙げると
キリがありません。

驚いたことに、昨日の冬至には
その建物内で自治会メンバーが集まり、
催物を行なったそうです。

それほど地域に溶け込んだ
世界に誇れる建物。

やがて島内全てで話題に
なるでしょう。

もうなっているかも!?

貴重な機会に参加できたことを
とても嬉しく思います。

森さん、ありがとうございました!

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