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野草食日記118 マッシュポテトのかぼちゃの花包み焼き

野草という括りには入らないかもしれませんが、「庭の記録」というマガジンを作っても投稿するときに3つのカテゴリーしか出てこないので、野草食日記に入れてしまいましょう。
かぼちゃの実ではなく花を食べてしまおうというトピックです。

堆肥から芽を出したかぼちゃがグングンと育ち、毎日大きな黄色い花を咲かせるようになりました。
雌花は今のところ全く見当たらず、毎日雄花が4〜5個ほど咲いてはしおれていきます。
それを見るにつけ、何となく勿体無いような気分でいました。
ズッキーニの花包みはよく聞くし、以前レンバイでも販売していたので食べられることは知っていました。
だったらかぼちゃの花もいけるのでは?

その読みは当たって、ネット上でたくさんの情報がヒットしました。
そのうちの一つ、マッシュしたじゃがいもを包んでオーブンで焼く、これを参考に家にあるもので工夫して作ることに。

かぼちゃの花は午後にはしぼんでしまうので、午前中に摘みます。
じゃがいもを茹で、皮を剥いてマッシュ。
そこにシュレッドチーズ、ベーコンのみじん切り、庭のパセリのみじん切りを混ぜ、雄しべを取り除いた花に詰めて、口をすぼめるように閉じたら耐熱容器に並べます。
夕飯のおかずの一品なので、この状態で私はラップをして冷蔵庫へ入れておきました。

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焼く1時間ほど前に室温に戻しておき、作り置きガーリックオイルをひと回しかけたら、アルミ箔で覆ってオーブントースターへ。
焼けてくると花は一回りくらい小さくなって、艶が出てきます。
最後にアルミ箔を外して直火で2分程焼いたら出来上がりです。

ねっとり系のじゃがいもを使ったので、花の中からとろりとした熱々のマッシュポテトが出てきて幸せな美味しさでした。
パーティーの時に、テーブルに黄色い花包みがいっぱい並んだらさぞかし華やかだろうなぁ・・・なんて妄想しました。
まぁよほど広い菜園でもなければ沢山の花を収穫はするのは難しいでしょうね。

初めて育てたかぼちゃ。
実だけでなく、蔓先の天ぷらや花を使った料理など、色々に楽しめることを知った2019年の夏でした。

野草の勉強や観察会のために使いたいと思います。