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弟の IB MYP Personal Project について!

Hej hej! It's nana 🌈

今週は弟のIB MYPプログラムの自由研究、Personal Project (PP) の発表会があり、長かったPPもついに終わりました

今までは完コピ防止のために大雑把にしかブログに書いてなかった弟のPPですが、今回ブログに特集して載せようと思います!

PPと言われてもどうしていいか分からなかったり、どういった研究をしたらいいか分からなかったりする方もいると思うので、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです!

弟の研究テーマは「至高の〇〇レシピ」

私もPP経験者なのですが、何をしたらいいか分からなくてテーマを慌てて決めたこともあり、合格点さえ取れなかった黒歴史があります笑。

この経験から弟にも同じ目に遭ってほしくないと思い、私が痛感したことを元に研究トピックを決めることを勧めました。

それはズバリ「自分の好きなことや興味のあることを研究する」というポイントです。

そのアドバイスを真剣に捉えすぎた弟が決めた研究トピックが「至高のタルタルソースのレシピ」でした笑。

本当に自分の好きを追求しすぎている…。

しかし自分の好きを追求したおかげで母曰く、一回も文句を言わずにコツコツ楽しんでPPに取り組んでいたそうです笑。


研究内容

色々なアレンジ・タルタルソースを研究したいと言っていた弟はヴィーガン、ローカロリー、わさび風味、サンバルマタ風味、トロピカル風味など様々なアイディアを出して、一つずつ研究していました。

もちろん基本のタルタルソースをじっくり最初に研究して、少しずつアレンジをしていくグルメな弟にはたまらないであろう研究内容でした笑。

↓ ピクルスから作ります。

ヴィーガンとローカロリーのタルタルソースは、あまり上手く作ることができなくて発表するまでもなかったため、最終的にはわさび風味、サンバルマタ風味、トロピカル風味のタルタルソースに絞ることになりました。

ラベルももちろんオリジナルデザインです!

その後は、各自作った success criteria と呼ばれる合格基準のような表に沿って自分の研究内容を個人評価して、足りないところや直すべきところを直していきます。

自分の満足がいったら、次は試食してもらい感想をもらいます。

家族や友達、色々な人に試食をしてもらい、嬉しいことに大好評だったそうです。

私も食べたかった…泣。

↓ 母がお仕事でお世話になっているアマンキラの food & beverage マネージャーのお友達にも試食してもらい、美味しいと言われたと大喜びしていました。

それから某外務省トップの方にも試食頂き感想頂いたそうです。

本当にありがとうございました! (お子様のタルタルソースの研究なのに規模が大きい笑。)


発表会

PPは最後に発表会が開かれ、各自のブースで研究内容を発表します。

タルタルソースは食べ物なので試食を用意することが許可されているため、タルタルソースとクラッカーやトルティーヤチップスを持って発表会に行った弟です。

その前日にプチハプニングがあり、肝心な自分のブースのデコレーションをずっと後回しにしていた弟からSOSの電話が来ました。

母と弟が大慌てでデコレーションを作る中、私がスウェーデンからキャッチフレーズやモットーの候補を言うカオスな作業現場でしたが、無事デコレーションは上手くできました笑。

デコレーションには日本人の折り紙スキルが発揮されるのです。こういう時に100均の折り紙ほど役立つものはありません。

研究のタイトルは不可能に思えたけどできたということからミッション・インポッシブルとタルタルソースをかけて、「ミッション・タルポッシブル」と名付けていました笑。

キャッチフレーズの “In Tartar Sauce We Trust” とは、私のアイデアで “In God We Trust” を変えたものです。

「タルタルソースに誓って」や「我々はタルタルソースを信じる」という意味です。

迎えた発表会は家族も招待されているので、母も応援に行って写真を送ってくれました。

最初の先生のプレゼンが終わった後、生徒が試食のある弟のブースへ殺到したため、弟のブースに最初に行けなかったとのことでした笑。

ここにいます笑。

これを売って欲しいと言われたり、すごく苦手な担任の先生から褒められたりと母はビックリ通り越してドン引きしたそうです笑。


PPのアドバイスまとめ

1. とにかく自分の好きなことをトピックにする!

PPはあくまでも自由研究なので、欲張りをせずに自分の好きなトピックを選ぶと辛くないと思います!

レポート書きもあるので、興味のないトピックを選んでしまうと長続きしなかったり、途中で諦めかけたりしてしまうのではないかと思われます。

また、自分の興味のあることだと「なぜそのトピックを選んだのか」「この研究から何を得たいのか」などの質問に答えやすくなります。

もし自分が発表会に行く側だとすると、難しくて真剣なトピックのブースよりも自分の好きを追求して熱心に研究結果を発表しているブースの方に惹かれませんか?

真剣なゴリゴリの論文形式の研究は、心配しなくてもIBDPで絶対にやらなくてはいけないので(笑)、その準備だと思って楽しくレポート書きに慣れることをお勧めします!


2. 資料を使う!

PPの指導をしてくれる担当の先生が各生徒に割り当てられると思うので、分からないことは先生にすぐ聞きましょう。

もし学校がガイドブックのような資料を用意してくれたのなら、それを隅から隅まで読んで参考になることは実践すると高得点に近づくと思います!

弟の場合はガイドブックに得点の割り当てが詳しく書いてある表があり、それを元にレポート書きを直していました。

またIB経験者の友達や兄弟がいる場合は、一回読んでもらうのもいいかと思います。


3. 家族の協力なしで良いPPはできない!

これは私の経験上思ったことなのですが、自由研究を始めIBDPで書く論文(EE)など大人の助けがどうしても要る時が出てくると思います。

大人の助けというよりは理解・サポートのような感じで、子どもが今どういう課題をしていて何を勉強しているのかをしっかり理解していただきたいです。

私のインターナショナルスクールは私の学年からPPが始まったため、先生も未経験でガタガタでした。

その中でもみんなからすごいと評価されていたクラスメイトの研究は、もちろんその子の努力が桁違いだったのに加えて家族からのサポートが手厚かったのを覚えています。

慣れない新しいプロジェクトだからこそ、そういう風に家族が理解してサポートをしていると、安心感が全然違ってきます。

私の母も慣れない英語だらけの私の課題に興味を持ってくれて、私のEEではそのサポートの本領発揮をしてくれて高得点を取ることができたり、私で失敗した部分を弟の時に繰り返さないように私に相談してくれたりしています。

PPはまだIBの準備段階なので、ここから一緒にIBの辛いレポート書きや研究方法に慣れていただきたいです☺︎

もし困っていることがあればいつでもご連絡ください、一言アドバイスします💪🏼



PPが無事終わり、残すところはレポート書きを所々直して提出するだけだそうです。

3月はBSEというMYP卒業テストがあり、5月はいよいよIGCSEです。

弟のIGCSEに関するブログが他に比べると人気なので、引き続き経験談をシェアしていこうと思っています。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


Hej då!

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