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わたしが友達づき合い苦手なのは、ケンタと似てるかも。

わたしは昔、小さなころは誰にでもついて行って物怖じしない子だった。
お掃除のおばちゃんともお話しして、両親によく「いろんな意味で心配」と言われていたくらい。

誰かと仲良くなるまで時間もそんなにかからなかったし、人見知りなんて言葉とは無縁の性格だったのに「今はまぁ大人しくなっちゃって」と自分に笑いかける。

わたしが友達づき合い苦手になったのは、ある意味でケンタ(野田翔子)と似てて、また違う角度から見るとわぶちゃん(樋口若葉)ともちょっと被るところがあって、またまたお代理さまこと岸田サチと似てるところもあるといえばあるし。

三人の人生の一ページずつ重なるところがあって他人ごとって思えなかったの。

「あぁ、なんかわかる、この感覚」
「苦しいよね、悔しいよねぇ」「泣きたいよね〜」
「何でみんなこんなに人間関係築くのうまいの?」なんて…
みんなにできてわたしだけにできないことを
改めて突きつけられたような感じが苦しくて、
家族や親族以外の人間と関わりを持てなかったらと、余計な心配をしてしまった時期もあった。

「わたしがわたしでいられるためには何が足りないんだろう」?「わたしが人との距離をうまく掴めないことが原因?」
と不安な気持ちを全面に出してしまったわたしは、そのときもケンタみたいに自信のあるフリをすることができなかったんだ。

でもそのためにはやっぱり人との「繋がり」が大切とされるみたいに、「人と関わりを持ちたいけど“いつのまにかひとりになることが怖”かったの。

だったら、最初から友達なんていないほうが自分も傷つかないで済むし”と、友達なんていらないフリをしてきた。

友達とかわかりやすい名称はなくても、
一緒にいる人が
ただ隣にいる人が
離れていかないようにと
それだけだった。

いつだったかケンタは
わぶちゃん(樋口若葉)やお代理さま(岸田サチ)と三人で女子会をしていたとき、こんなことを話していた。

「わたしの友情の歴史は……不安かなぁ」
「後ろ振り返ると、気づくと誰もいなくて
 ハブられるとかいじめとかそんなものじゃないけど、気づくとひとりぼっち。だから、今も怖い。ヘラヘラしてるけど、怖ぁい。
だからお願い、恋人じゃないけど、別れるときは、もう無理ってときは『ここが無理、一緒にいたくない』って言って」

そこまで若葉やサチに伝えてた。

ケンタにとって、さぞかし勇気がいることだったろう。だけどもういつの間にかの「別れ」ほど寂しいものは味わいたくないんだと切なく翳りのある笑顔から読み取れた情報は…わたしにも痛いほどわかる。

今生きてるわたしと過去のわたしは全てが繋がっていて、全部がムダじゃなかったんだとわたし自身に伝えられるくらい、強くなりたい。


わたしがまだ大人になりきれてないから
こどもな自分のこともよくよくわかるのかもしれない。

わたし自身のことなのによくわからないな。
でも、周りとうまいこと馴染めてなかったころのわたしに贈りたい言葉はやっぱり、「ケ・セラ・セラ」。

生きてたら何かとドラマの展開がある。
人と出会って別れて、とか
志望校に入るためとか就職活動とかみたいに自分自身の人生の分岐点があって、とかさ。

うまくいかないことのほうが多いし
理不尽なこともあるし「何でわたしが?」と
疑問に思うこともあるけど

一瞬一瞬を大切な写真に残すように生きるってことが、小説やドラマのように自分の生きてきた証を一冊の本にまとめた感覚のような気がしてくるの。

ひとりひとり違う生き方をしてきた物語を
noteという場所で公にすることで生まれる「共感」。
何かわからないモヤモヤも嫌な気持ちも嬉しいことも全部共有できる。
一旦は影に追いやられた声も太陽に当たってぽかぽかと温かくなるみたいに、声にならない声を後悔できることが嬉しいんだ。

いつかはわたしもケンタみたいになって
怖くてもそんな素振り見せないみたいに自信のあるフリができるようになろう。

自信がなくても自分だけの軸をドシっと持っていられるようになろう。

割れやすいガラスのような心は
いつか自分の心を自分で守れる盾になるのかな。

「ヘラヘラしてるけど、何でもないフリしてるけど怖い」

ケンタはケンタで自分らしさを関わる人たちと探すみたいに、わたしはわたしらしく「自分らしくなるためにどうできるか」をこれから探していくよ。

どうがんばっても無理なときには
コンビニで高いアイスを買って
またここに戻ってこよう。

じゃあ、一旦現実に戻ろう。
またね。
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