子供達が小学校に上がる前、実家に数日お泊りして、自宅へ帰る途中の出来事。電車の中で、幼い次男が突然こう叫んだ。

「ねえお母さん、かっぱちゃん、かっぱちゃんがいるよ！！」

と指さす方向を見たら、

本当に河童のような顔つきをしたおじさんが、すまして立っていたのだ。
しかも赤いベレー帽をかぶっている。

（『河童』で検索したら『河童の三平』の歌が出てきた！懐かし過ぎる）
　　　　　　👇　　水木しげる先生……♬

子供からすれば、ベレー帽が河童のお皿のように見えたのだろう。

人がいっぱいいる電車の中で、もう笑いをこらえるのに精いっぱい。
周りの人々も、クスクス笑っているような。

そうだね～とも言えず。でも心の中でつぶやいていた。

「そうだね～、ホントに河童ちゃんに似てるよね。」と

しかし、何も言わないわけにもいかず、
「あれはベレー帽っていうんだよ。おじさんに似合ってるね。」
とかなんとか言って、そのおじさんが電車を降りるのをひたすら待っていたような…
その時間の長かったこと！！

次男は私の想像の及ばない、突拍子もないことをやったり言ったりする子供で、この時も、

「す、するどい、おぬしなかなかの感性の持ち主ではないか！」と思ったような…

　
また後から一つ思い出した。（追記）
それから１０数年時を経て、次男は夏休みに突然旅行に出かけた。
行く先も告げずに。

帰ってからタオルを発見。

そこには『かっぱ天国』と書いてあった。
箱根湯本温泉に実在する。温泉の中に河童がいる！?

なぜそこへ行ったのか？何も話さない思春期の息子
単純に格安だからか？
謎は消えないが、今気づいた河童繋がり・・・

かっぱに魅せられて？？？　　河童に呼ばれた？？？

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もう一つ、次男が紙パンツをはいている頃の話。

歯磨きをしようとして歯ブラシを手渡し、家の用事を済ませて戻って来たら、次男の鼻の穴に、歯ブラシが刺さっていたことも！

その時撮った写真は、幼児向け雑誌で賞を頂きました。ホホホ

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noteで子育て中のお母さんの記事を拝見していて、ふとそんな遠い昔の記憶が蘇ったので、書いてみました。

子育てしていた頃の、甘く懐かしい、宝物のような記憶💓

母の日に思い出しました。

その感性を生かして、生きていってね。これからも

#子どもに教えられたこと
#思い出の曲