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インプットを自分のものにする読書法

こんにちは。
今日は私が普段実践している読書法についてご紹介します。

私は記憶力が高い方ではないので、本を読んでもその内容をすぐ忘れてしまうことが多いです。
でもせっかくインプットした知識を自分のものにできなければ、いくら多くの素敵な本を読んでも意味がありません。

なので私は、今日ご紹介する方法を用いて最低でも4回は同じ本を読みます。
ここでいう"読む"は最初から最後まで読み通すという意味ではありません。
あくまで、自分のものにしたい知識や言葉を復習する回数が少なくとも4回ということです。

1冊の本の中に、自分が必要としていることが書かれている箇所は9%ともいわれています。
その9%をいかに早く見つけ、吸収していくことが大切だと私は思います。

前置きが長くなりましたが、さっそく読書法をご紹介します。

1. まずはマーカーを引きながらざっと読む

最初はどこに自分が必要とされている情報が書かれているか分からないので、全体をざっと読みます。
このとき、中身ではなく目次を見て必要そうな章をピックアップして読んでも良いと思います。
私はなんとなくすべての章に目を通します。

そしてこのときにマーカーを引きながら読むことをおすすめします。
以降の手順で、マーカーを引いた箇所を復習するためです。

ちなみに私は普段本を読むときはKindleアプリを利用して電子書籍で読書をしています。
以降の説明でもKindleの利用を前提とした話が出てくると思いますが、適宜ご自身の使い方に合わせて読み替えていただければと思います。

マーカーを引く箇所は、「初めて知ったこと」「自分の生活に取り入れたいと思ったこと」「気に入った言葉」などなんでも構いません。

2. マーカーした箇所をエクスポートする

一通り目を通し終わったら、次はマーカーした箇所をエクスポートします。

ここではKindleアプリを利用している場合のエクスポート方法についてご説明します。

まず、Kindleアプリの右上にあるノートのマークを選択します。

次にノートの右上にあるエクスポートのマークを選択します。

そうするとエクスポートの方式を選択する画面が出てきますので、ご自身が使いやすい形式を選択してください。
私はいつもhtml形式でエクスポートしています。

ただし、このときの注意点として、エクスポートできるマーカーの量が書籍によって決まっています。(たとえば全体の1%など)
ですので、このエクスポートする際に制限内に収まるようにマーカー箇所の整理が必要になってきます。

この整理する過程もインプットの復習になりますので、自分にとってより大切だと思うもの、すぐに実践できそうなものを優先して取捨選択するようにしましょう。

3. Evernoteに張り付けて絞り込み

エクスポートが完了したら、次はノートに張り付けていきます。
私の場合はEvernoteに読書ノートというノートを作成して、1作品1ページのメモを作っています。

まずは先ほどエクスポートしたマーカーの箇所をそのまま貼り付けます。
次に、絞り込みの作業を行います。たくさんのマーカーを引いても、それを自分のものにできなければ意味がありません。

私がおすすめしたい絞り込み数は9つです。マーカーを引いた箇所を9つまでに絞ってください。
この数は人それぞれで異なっても問題ありませんが、一桁数くらいが頭に残りやすいです。

このとき、似たようなことを言っている箇所があれば1つにまとめても良いと思います。
絞り込むのが難しいなと感じたら「明日からでも実践できるもの」を優先して選ぶと良いかもしれません。

この絞り込み作業において、何回もマーカーを引いた箇所を確認することになるので、自然と復習することに繋がります。

ノートが完成したら、最後にタグ付けを行います。
これはEvernoteを使っている場合に限りますが、ノートのページ1つ1つにタグをつける機能がありますので、「自己啓発」とか「AI」とかその本に関係するカテゴリをタグとして設定しておきましょう。

4. 似ているジャンルの読書ノートをチェックする

最後は、先ほど設定したタグを利用して、別の本の読書ノートを確認します。

今回読んだ本と同じタグが付いている読書ノートを確認することで、前に読んだ本の復習にもなりますし、今回読んだ本の補強にも繋がります。

この習慣があることで、過去にインプットしたものを頭の奥底にしまっておくことなく、いつでも実践できるようにしておけるのです。

タグチェックまで完了したら、一通りの読書プロセスは終了になります。
お疲れ様でした^^

さいごに

今日は私が普段実践している読書法についてご紹介しました。
KindleやEvernoteを使っている前提でお話ししてしまいましたが、別のツールを使っている方は適宜ご自身の取り入れやすい方法で試していただければと思います。

では、本日はここまでです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!


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