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本の前奏をきいて

音楽の前奏が素敵だと、心地がいい。
それは一瞬で、その音楽の中に私を引き込んでくれる。

最近本を読もうとした時、それと似たものを感じた。その本は、読み始めがとても心地よく美しくて、一瞬にして世界を魅せられた。
本にも、前奏やメロディみたいなものがあるのねって思いながら一旦本を閉じた。心地の良いところで大切に読み進めてる。


昔、小説や映画が昔あまり得意ではなかった。世界に入り込みすぎて、戻ってこれなくなっていたから。途中で止めることもできなくて、長時間縛られてしまう感覚に疲れてしまってて。
今思えば、逆にそれだけ好きだったのかもしれない。

社会人になってから読む本は自己啓発本ばかりだったし、答えを直球に求めていたけど、
小説や物語は、毎回読むたび心に響く部分が変わることを感じながら、その自分の心の現在地みたいなものを優しく教えてくれるものなんだと知る。

自分のカケラをその中に、自分で探しにいくことができるみたいだなって。


あまのじゃく気質な私も、みんなが良いという作品には、やっぱり素敵なものが多いんだとも思えるようになった。今年は名作という名作にも触れていきたいって思ってる。
母が、どちらかというと世間的にとても良いと言われている本をたくさん持っているから、この前も、52ヘルツのクジラたち。🐋を借りた。
母が本好きだったことに感謝。


今読んでいる、前奏が美しいと感じてた本の中心は映画。いろんな作品に触れたいと思っている私の気持ちをまたくすぐってくれている。キネマの神様。🙏今年は映画もいろいろ見る。🤤



世界は美しい創造物で、溢れているんだね。


素敵なアーティストさんたちの歌は祈りのように響く。

 

偉人の名言や、音楽から得られる哲学にはたくさん助けられた。私は哲学を愛してる。
でも最近は、少しだけ違って。音楽や何かから、祈りの声がきこえるよう。

私も、なにか今、祈っているのかなぁ。


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