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【閑話休題】今さら、小説を書き始めたことの効果効能

こんにちは、ナナオキです。
繁忙期といいながらもこちらの筆が、いえ、こちらの筆進んでしまいます。困ったものです。
仕事が行き詰まってきた深夜の独り言です。これによって仕事も捗るはずです。あしからず……。

さて、私は現在、ファンタジー小説「オボステルラ」の連載を、noteにてアップ中です。

 現在、第三章進行中です。
子どもの頃に空想小説に胸を弾ませていた元少年少女達に読んで欲しい、大人のファンタジー小説…、になっているといいなと思います。
剣と魔法でも異世界転生でもありません。ちょっと地味でありきたりなファンタジーです。

あらすじを紹介…、したいのですが、
私、あらすじを書くのが絶望的に下手、かつ苦手で、いまだ自分の作品のあらすじを書けません。
あらすじを書いているつもりが、結局、本編並みのボリュームになっちゃった、みたいなことを遣ってしまうタイプです(笑)。
誰か、いい感じに魅力的なあらすじ書いてくれんかな…。

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 で、この小説をおもむろに書き始めたのは2023年初夏。
何がどうという大きなきっかけがあったわけではないのですが、日々、仕事に追われる中で、「あれ、私、このまま死んじゃったら、納得できるんだろうか?」とふと思いました。夜中に寝ようとしていたとき、バッと飛び起きて。

仕事は、昔、望んだことに近いことができていて、フリーランスですが仕事に恵まれそこそこ忙しく、やりがいもあり、ありがたい環境です。自己管理能力だけが欠如していますが…汗。

でも、自分の人生に納得できない気がして、じゃあ何が納得できないんだろうと思い返してみたら、「私、…小説をちゃんと書いていない」と思い立ったのでした。

そして思い出されるのが、高校3年の時の進路相談。
担任の先生に将来の夢や進路志望を聞かれ、私は胸を張って、
「小説家になりたい」
と伝えました。そして、どんな反応が来るかドキドキしていましたが…。
その担任はフッと鼻で笑って、
「……で、現実的には、将来、どうしたいんだ?」
と、限りなく否定に近いスルーをかまされました。
田舎の公立進学校。国公立大合格だけが正義の学校です。そしてその担任はその傾向が特に顕著だったと、今振り返れば思います。
その進路相談も、私に「どの国公立大学に進みたいんだ」と聞くためのものだったのでしょうが、私はそんな担任の反応にとても傷つき、「ああ、将来の夢っていうのは、自分のしたいことを目指してはいけないんだ」と何となく感じてしまいました。

とはいえ結局、その後、そんな逆境(逆境と言うにはおこがましいですが、笑)を乗り越えてでも小説家を目指さなかったのは、ひとえに私の怠惰のせいであり情熱が足りなかったからなので言い訳のしようはないのですが、それでも私は今でもその担任をとても恨んでいます。
(他にも、結構いろいろやらかしている担任だったので…。生徒との仲も最悪でした。高3の重要な1年間、あいつが担任だったことは、人生で一、二を争う不幸だったとすら思っています)

そんなウン十年前のことを思い出し、そして小中学生時代にいろんな物語を大学ノートやルーズリーフに綴っては周りの友人に読ませていたことを思い出し(いわゆる黒歴史、笑)、中学生の時は地元の「おはなし大賞」に小説を出品して、大人達を抑えて大賞をもらって3万円の図書券をもらったことを そして高校以降もずっと頭の中に物語の種が棲み続けていたけど、この数年、彼らがすっかり影を潜めてしまっていたことを思い出しました。

今はこんな時代。書く方法も公開する方法もたくさんあるし、多分、私にはそこそこ書ける力もある、そこそこだけど
「こいつらを形にしないと、成仏できない…」
などと考えたのが、昨年の初夏の夜のベッドの中なのでした。


そういうわけで書き始めれば早いもので、
現在、第三章書き終わった時点で、30万文字はゆうに超えました。
でも、私の中では、まだ導入がやっと終わったくらいな段階。ウソでしょ(笑)。

ちゃんと命ある内に書き終わるのか、流石に不安になってきます。
でも、未完だけは避けます!

で、表題の件。
小説を書き始めると、以下の効果効能がありました。
(あくまで個人の感想です)

●夜、よく眠れるようになった。途中でハッと目覚めることがなくなった
●毎日、夜が来るのが楽しい(小説書き進められる時間だから)
●仕事で多少嫌なことがあっても、現実逃避できる
●仕事も張り合いがでるようになった気がする
●無駄にマンガばかり読まなくなった
●スマホゲームしなくなった
●なんか、自分に心強い仲間がいるような気がしている
●人に読んでもらえてることで承認欲求が少し満たされる

一方で、副作用。

●眼精疲労がエグい
●本業も小説執筆も、やや似たことやってるので、切り替えが難しいことがある
●時間がいろいろ足りない
●たまに気力が減退し、なぜ、もっと若い内に書かなかったのかと気分が一瞬落ち込むことがある。一瞬ですけどね。筋トレするか走れば治まります(笑)

そんな感じで、楽しく書いています。
構成だのテーマ性だのドラマ性だのが稚拙で、小説としてのスキルはアレだとは思いますが、好きなことを書く、を大前提に、書き進めています。
今は「オボステルラ」しかかいていないですが、脳の中のクリエイティビティーに余裕や煌めきが生まれたら、短編とか違う物語とかもかきたいなあなどとの欲も出てきています。

そんなこんなの、夜中の自分語りでした。お粗末様でした!
仕事も頑張ります!!!




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