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数えられる愛と数えられない愛の謎を解き明かすひとときをあなたに
愛とは数えられないもの?
それとも、数えられる愛がある?
その答えは、今回の記事を最後まで読み進めるとわかります。
はっきり言って、今回の記事は難しいです。
読むのに時間もかかるでしょう。
ですから、最後まで読み進める覚悟のない人は、絶対に読まないでください。
「それでも私はチャレンジします!」というやる気のある人だけ、ぜひお時間をとって、ななびのレッスンにお付き合いいただけたらな、と
数えられる数えられないを決めるのは――あなたたちです!!!
前回の『羊は数えられるのか数えられないのか』では、数えられる名詞、数えられない名詞、についてお話をしました。
今回は主に、数えられない名詞にフォーカスして、お話を進めていきましょう。
英語を話すとき、名詞を捉えることが難しい理由には大きく分けて、2つあると思います。
一つは「数えられない名詞の量を表わすにはどうしたらいいの?」ということと、もう一つは「状況によって数えられたり、数えられなかっ
最終回: 未来表現オールスターズ
【丁寧さと回りくどさは未来でもかわらず紙一重】前回のレッスン『未来の英語にはカタチがない?③』では、高校時代にみなさんの頭を悩ませたであろう、『未来を表わす現在形』と『未来を表わす現在進行形』についてお話しました。
日本語の表層ばかりを追っていると、ものすごく難しそうに聞こえますよね。
しかし、私がこのシリーズを通して一番伝えたいこと『英語には未来形がないので、決まった形がない。そのため、伝え
現在と未来のクロスロードへようこそ
【揺るぎない未来 v.s 現在も進行中の未来への旅路】前回のレッスン『未来の英語にはカタチがない?②』では、『be going to〜(〜しそう、〜するつもり)』を使った未来表現&話し手の気持ち、それから『be going to』を使うのと『will』を使う場合では、話し手の気持ちはどう違うのか、の二点について詳しくお話しましたね!
今回は高校時代に、みなさんの頭の上にも『???』がたくさん湧い
『will』=『be going to』と教えられてきた過去を錆びついたマシンガンで撃ち抜こう
【本当は書き換え可能でもなんでもない『will』と『be going to』のハナシ】前回のレッスン『未来の英語にはカタチがない?①』では、英語の未来形には決まったカタチがないこと、『will』を使った未来表現&話し手の気持ち、それから『will』を省略しない時とするときでは、話し手の気持ちはどう違うのか、の三点をお話しました。
今回は『will』と『be going to』という、二つの代表的
No English No Future
【英語の動詞には現在形、過去形はありますが、未来を表わすためのはっきりとした形はありません】はじめてそれを本で読んだ時は、たしか――英語を本格的に勉強し始めた20歳を過ぎてからのことでした。
目からうろこというか、灯台下暗しと云いますか……なんとも言えない腑に落ちた感覚を、私は今でも昨日のことのようにおぼえています。
そうなんです、あらためて考えてみると、じつは英語の動詞には未来形がないんです
脊髄反射で”Yes”と”No”を使えるようになりたいあなたへ
【英語赤点人生の幕開け】もうかなり前のことになりますが、私は英語がまったくダメでした。
高校に入学する、ほんのすこし前のできごとだったでしょうか。
入学のためのオリエンテーションを終えた私は、『予習』と称された、春休み期間中にしなければならない大量の宿題をもって、学校から帰ってきました。
その中には『英文法』という、なにやら名前だけはカッコいいテキストが入っていて、私は興味本位で中身をのぞい
英語第④の骨格(説明型)
Hello! How's everything going? こんにちは(時差)!Nanaviです。
前回は、英語の設計図として4つのうち①②③を紹介しました。復習として、もうサラッと一度おさらいしておきましょうね。
①. 主⇒動⇒目 (他動型)I got a ticket / of the concert for you.
骨格は『/』の前までで完成していますね。残りは、どんなチケットなの
最後に『get』を使ったエクササイズです。
どの型を使っているのか、当ててみてください。
①Ken got to Sesame Street.
②Nanami has got the talent.
③You got me!
自信のある方は↓に訳してくださっても結構ですよ!
【2. 英語の設計図――まとめ】
お疲れ様でした。
ちょっと話が難しかったかもしれません。
でも今回の話で大事なことは、このひとつです。
『文の意味を決定するのは単語ではなく、単語がどの型で使われているか』
なのです。
単語ではなく『型が文の意味を決定する』のです。
たとえ分からない動詞があったとしても、目的語が2つ文中にあることが分かった途端に、私たちは、「あ!③の授与型だ!」と分かり、自動的に ”???” は『あげた』だとか『探してあげた』だとか『作ってあげた』(ちょっと無理がありますね笑)だとか、そういう意味合いになることが分かります。
ちなみに、③の授与型(与える)に関してはとても面白い性質があります。
③の設計図であれば、文章は根底に『与える』という意味を必ず持つのです。
次の文を見てみてください。
???は動詞だとします。
Ken ??? Nanami an eraser.
意味が分かりますか?
3. I'll get my girlfriend a beautiful ring.
③. 主⇒動⇒目 目 (授与型『与える』)
"I(主語)"が "彼女" に "指輪" を『get』という型。
目的語が2つ連続で並べられると必ず授与型になります。
意味は『与える』です。