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教育の偉人について考える(6)ー大村はま(1994)教室をいきいきと2ーから

本日は遅い時間の投稿となってしまいましたが,なるべく1日に一回投稿していきます。
多くの人に読んでいただいて嬉しいかぎりです。
自分が記事を書いていく励みになります。

早速,本日は「大村はま(1994)教室をいきいきと2.筑摩書房,東京」を読んでいきます。

子どもに計画をさせるのは一部分だけに

大村はま(1994)教室をいきいきと2.筑摩書房,東京

教科書を本当に使いこなせるように、正しく受け取って活かしていけるようにしたいと思います。

大村はま(1994)教室をいきいきと2.筑摩書房,東京

自分がしたいこと、見たいこと、そういうものをいっぱい持ちながら見ている、そうすれば熱心にみることができますから、そういうふうにしたらと思います。

大村はま(1994)教室をいきいきと2.筑摩書房,東京

この本は大村先生話しかけてくれているように進んでいきますのでとても読みやすいものになっています。。

教室をいきいきの「1」よりも「2」では,もっと細かい指導技術に関する話が込められていると感じます。
例えば,教材の読み取りの仕方や授業設計に踏み込んだ内容の話がメインに見えます。特に,授業設計をする際に基礎基本として求められる教科書についての読み方を考えているのは,この本が一番最初なのではないかと思うくらいです。教師になる前に早めに読んでおきたいと思える一冊です。

こうした本を読んで,すごい実践者の先生方がどんなスタイルで子供たちに主体性を生み出しているのか,少しだけ見えてくるような感じがします。もしかしたら,こういう本をみなさん読んでいるのかもしれません。
院生の戯言ですが,有名な教育者の本は難しいと思われがちでなかなか周りの学生が読んでいるイメージがないです。
授業を見る視点を増やすためにも,本をたくさん読んでいきたいですね。

この3つの文章,個別最適な学びというよりは子どもが主体になってきた時に大切な言葉ですね。最初の一文は任せすぎても,何を目指したらいいのかも見えなくなることを指して言っています。2つ目は,1人で学ぶときに必須なスキルにもなるだろうという教科書の正しい読み取りですね。
こういう1つの文章からも子ども主体が見えてきます。

その中でもとても印象に残ったのは「自分がしたいこと、見たいこと、そういうものをいっぱい持ちながら見ている、そうすれば熱心にみることができますから、そういうふうにしたらと思います。」この一文でした。

私は,なぜそうなるのかと考えることが好きなんですが,そういう視点も,悪いことではないと捉え直す機会にもなりました。その場合,視点が増えてしまうので困るわけなんですが,それも悪くないと感じる一文です。

子ども主体で考えるための視点をたくさん持っていきたいですね。
本日はこの辺で終わります。また次回の投稿で!

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