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【詩】悲しみの糸巻きを止めて

あなたが運命の人かなんて
分からない
あなたが私をどう思ってるか
なんて分からない

でも、あなたを悲しませると
悲しくて心が折れそうになる

過剰な防衛反応で
あなたを失ったことが
関係を壊したことが
あなたと同じ人間同士で
あれなかったことが
自分を大切にできなかったことが
悲しくて前に進めない

あなたがいなきゃ生きていけない
私ではないはずなのに
もう1人でも大丈夫なはずなのに 
心が空っぽで満たされないのは
何故だろう

お互いの気持ちが見えなくなって、
もどかしいけど、
なかなか先に進めないけど、
ゆっくりでもいいから、
自分の足で立たなくちゃ

だって、あなたは、
ずっと待っていてくれた
私を大事に思って
いてくれた

私から何度も投げられた
なげやりな別れの言葉で
ホテルの光を見ていた
かつてのあなたも、こんな侘しい
気持ちで1人の夜を過ごしていたのかな

だから
過ぎ去ったはずのに過去に囚われて
糸巻きで悲しみの糸を
巻き続けるのはやめにしたい

2度と会えない
恐怖も不安も投げ捨てて、
あなたが生きている
今日に喜びを感じていたい

どんなに過去の後悔で、
糸巻きを巻き続けても
誰になんて言われても
私の答えは、一つなんだ

あんなに傷つけあって
悲しんだはずなのに
現在の私はあなたを
思い出すと懐かしくて
優しい気持ちにしかなれないんだ

だから、何度、失敗しても、
周りになんと言われても、
あなたの善を信じれる私になりたい


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