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単身赴任な母(私)が東京でマンションを手に入れるまでの話

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アラフォー既婚者で単身赴任の私(女)が家を買うまでの話。ローンのほうが家賃より安く思った家を持てる、そして資産になる!と気軽に始めたわりには想像を超えるいろんなことがあったので記… もっと読む
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いざ、お引っ越し!

いざ、お引っ越し!

ようやく物件の引き渡し日も決まり、私に課せられた次の課題は「引っ越し」です。

なんせ人生で引っ越しをしたのは、結婚するときと家を購入したときのみ。東京に単身赴任で来た時もスーツケースひとつで来ました。東京で経験した2度の引っ越しも大した荷物がなく、友達が車を出してくれただけ。

まずは何から始めればよいかわからず、くわしそうな会社女子に相談して、見積り比較サイトで見積りを取ることを勧められました

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売買契約の後。

売買契約の後。

売買契約を不動産屋で結んだあと、無事に銀行でのローンが通ったら、次は「決済」といって、売主と買主が銀行でお金のやりとりを発生させます。
さらにそこには行政書士さんが立ち会います。

〇井〇友銀行本店のセキュリティカードが必要な奥の個室に通され、よくわからないまま何枚も何枚も紙に印鑑を押し、見たこともない大金(札束)が右に左に…。
そこでヤツは「金額を書き違える」というコントそのままのことをやらかし

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「旦那さんは"いい"って言ってんの?」

「旦那さんは"いい"って言ってんの?」

住宅ローンが通り、手付金も支払った。
そのころからまわりの人に聞かれはじめたのが

「旦那さんはいいって言ってんの?」

もちろん、今回のマンション購入にあたり、相談はした。
しかしそもそも共通口座を除いては口座は別。お互いの給料も知らない。
何年かに1回、共通口座についての確認と支払分担の見直しはあるけど。

そもそも旦那さん(この呼び方もキライ)に了解をもらう話でもない。
と私は思っていたのだ

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そこからは順調!

そこからは順調!

三〇住〇銀行本店の奥の個室に通されて、出てきたのは女性の営業の方。
ここからは順調で、必要書類を出し、金利の話を聞き
「おそらく何も問題ないと思いますよ!」と太鼓判をいただいたもののやっぱり十数件断られている身としては気が気ではありませんでした。

でもそこから1週間ほどして、電話にて
「ローンの審査が通りました!契約に来てください」
となりました。

いったい、これまでの苦労は何だったんでしょう

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それからが大変。

それからが大変。

とりあえず、物件を契約した。でもそれからが大変でした。

なんせ、住宅ローンの審査が通らない!!!あ、別に借金があるわけではありません。年収も普通の人並みにはあります。しかしながら、結婚していて単身東京に住んでいてなぜ家を買うかの理由を事細かに銀行に伝えないといけないというのです。まさか、家を買う時にそんなことを説明するなんて思ってもみませんでした。

しかも、ゆとり営業マンがまず銀行と話をすると

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じゃあ、見てみるだけ。

ということで、早速その物件を見に行った。
間取り図を見てみると、かなりの築年数だったことを除いては、10年前に若いご夫婦がリノベーションされた物件で、

・部屋50㎡+バルコニー50㎡
・キッチンダイニング、リビング、寝室が部屋で区切られているわけではないけど、区画化されている
・デスクワークに最適そうな机も作り付け
・キッチンの棚も作り付け
・予算も範囲内

かなりいいじゃん!!!

訪問したの

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不動産屋さんの営業って

不動産屋さんの営業って

ピシッとスーツ着てるもんなんじゃないの?
と私の中に刷り込まれていたステレオタイプをすごい勢いで
取っ払った人物が目の前にいた。

私がここ!と決めた不動産屋さんの営業は、
かなりの若手で、リュックしょって、スニーカー履いて
ネイビーのセーターにチノパンをはいて登場した。

え…大丈夫なのか…この子!で。。
※人じゃなくてあえての「子」

でも、話すと全然イメージは変わった。
私がイメージを伝える

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結局、10軒ほど

結局、10軒ほど

前にも書いたが見学といえども、かなり疲弊する。
が、なんだかんだと結局10軒ほど見て回った。
これも前にも書いたが、本当に物件によってはいろいろとある。
そのうち、中に入るとオーラというか空気で
「あぁここはダメだな」とかわかるほどになっていた。笑

そのうち、2軒ほど「いいな」と思ったところがあった。
ここは、心を通わせた不動産屋ではないところだった。

結局2軒とも断られた。

理由1軒め:午

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不動産屋さんとの相性

不動産屋さんとの相性

これはかなりあるなと思った。
不動産屋を1本にしぼったのもこれが大きな理由だった。

というのも、この物件いいなと思ってもその担当さんと
きちんと意思疎通し、もっと言えば心が通っていなければ
心が通っているほうの肩を持つ。もしくは可能性があるほう。

私があまりに無知すぎて、そんなの当り前だよ!っていう
話なのかもしれないけれど、これには結構びっくりした。

いいなと思った物件があったとしても、あ

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物件情報の収集は…

物件情報の収集は…

みなさん、物件情報ってどうやって収集してますか?
いまどき、suumoやHOMESなどのアプリもあります。
私もそういうのをなんとなく眺めて自分の中の理想を固めていきました。

理想から入るタイプなんで。

そういったジェネラルな不動産屋さんのアプリやサイトもよいのですが、
いくつか見ている中でピンとくる物件が掲載されているサイトに
出会えました。
私の場合は、
R-STORE と goodroo

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お金のはなし

お金のはなし

公認会計士の友達に相談したはいいけど、
やっぱり日本人なので(言い訳)パーソナルすべてを友達に
ひけらかすのは少し気負いしてしまい、会計士の先輩である
ライフプランナーを紹介してもらいました。

わたし、イチ話してジュウ理解してくれる人
結構好きなんですよね(笑)
ライフプランナーはそういう人でした。

わたしがぽつりぽつり話すところから先を想像して
すべてを解決してくれました。

そして、いろい

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知識か?それとも行動か?

知識か?それとも行動か?

そもそも、お金に無知でした。
なんとなく「住宅ローンを組んだほうが、賃貸よりいい家に
住めるし、ゆくゆくは自分の資産になる」という夢のような
お話から始まったお話。

ですが、こんな話を端から信じるようなタイプではないので、
まずはお金の核心を得るところからスタートしました。

しかし、そんな話ばかりではモチベーションがあがらない
と思ったので、物件探しも並行してスタートさせました。

ということ

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まずは私の話

まずは私の話

マンション購入までのお話ですが、ひとまず自己紹介から。

わたし、アラフォー、既婚者、子供二人(高校生と小学生)
と、ここまで書くと一般的なアラフォーワーキングウーマンという
くくりなのですが、私はおそらく(これまでの経験から)
あまり人には理解されにくいライフスタイルを取っています。

ちまたでいうとデュアルライフとかいうらしいのですが、
母が単身赴任。つまり、夫と子供は地方(東京から600km

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購入の目的

購入の目的

あなたはなぜマンションを購入するのですか?と聞かれたら、なんて答えますか。

私の場合、細かい理由はいろいろとありました。
まず、なにがなんでも引っ越しをしたかった。
そして、引っ越しをするには「ワーキングスペース」が取れる広さのところに住みたかった。

その場合の物件概要としては下記のような感じでした。
①会社からドアtoドアで30分くらい
②広さは30㎡程度
③バストイレ別+宅配ボックス付

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