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ひっそりとお知らせ。

そのうちブログの方にも書こうかなと思っていますが、とりあえずひっそりとnoteでお知らせを。

実は8月からとある企業のライターとして働き始めました。正規雇用・フルタイムではないアルバイト勤務なので、今まで通りフリーの仕事も請け負っています。兼業というのか、複業というのか……まあそんな感じです。

フリーランスへのこだわりはなかった

もともと、フリーランスにこだわっていたわけではありません。というのはそこかしこで書いてもいるし、少しでもわたしをご存じの方にはなんとなく伝わっていたのではないかな、とも思います。どう見てもフリー向きじゃないですよね、性格的にも環境的にも。未経験からライター業に就くには、いきなりフリーランスになるしか入り口が見つからなかった、それだけでした。

とはいえもちろん、フリーの恩恵はたっぷり受けてきました。会社員時代よりも子どもとゆっくり向き合う時間を取れるようになったし、突然の病気にもぐんと対応しやすくなって、ストレスが激減。とても心穏やかに過ごせるようになったなと感じています。

その一方、完全な未経験で業界に飛び込んできた限界みたいなものを、常にうっすらと感じているのも事実でした。もちろんフリーでも、そして未経験から始めた人であっても、良いクライアントや仲間に巡り合い自己研鑽に励むことによって、スキルアップは可能でしょう。わたしにもそうしたクライアントとの出会いは少ないながらもありましたし、自分なりに努力もしてきたつもりです。

が、やっぱり地方ですから、そういう出会いは都会に比べるとものすごく少ないです。それはお前の行動力が足りないせいだ! というお叱りの声もあるかと思いますし確かにそういう側面もあるでしょうが、地方在住の方そして子持ちの方にはなんとなく伝わるのではないかなあとも思います。(伝わるよね?)

そんなとき、たまたま見つけたライター募集のお知らせ。しかもアルバイトだから、手持ちの仕事との掛け持ちもできそう。話だけでも聞いてみようと連絡を入れてみたところ、あれよあれよという間に決まってしまいました。

圧倒的安心感

フリーランスとしてかれこれ2年とちょっと、働いてきました。それ以前は時給だったり月給だったりで働いていたはずなのに、なんでしょう。「まだ1本も書けてないのにギャラが発生している」この圧倒的安心感は。

もちろんお金をいただく分はきちんと働かねばならない、雇ってもらった会社に還元しなければならない気持ちは持っています。が、「会議の時間、マニュアルを読む時間、構成を考え執筆し推敲する時間、このすべての作業中にもギャラが出ている」のだと思うと、とても不思議な気持ちになります。不思議ですが、やっぱり安心。フリーランスは、書いてOKが出るまで(そして入金があるまで)ノーギャラですから。

我が家は共働きで、決してお財布に余裕のある家ではありません……というかむしろ限りなく厳しい方寄りです。夫の収入はありますが、わたしがコケることは許されないのが実情です。そんな中で、「キツイなあ」と感じることも多々ありました。たとえやりたいことがあっても、生活費を維持するためにライスワークもこなさねばならない。でもそうするとやりたいことに時間を割けない……というジレンマも。

バイトとはいえ企業から毎月一定額のお給料をもらえる“ベース”ができたことで、このあたりを変えていければなと思っています。とはいえ継続のフリーの仕事もあるし、単発で入ってきた仕事もできる限り受けるつもりなので、ちょっとまだ未知数ですけど。

働きやすさについて

まだ勤務スタートして間もないのでなんともいえない部分が大きいですが、今のところ不満はありません。今どきの企業らしくほどよいドライ感がありつつ、小さなオフィスなので融通がききやすい感じ。同期入社の方はわたしと同じママさんで(子持ちに優しそうな印象を持ったので入社を決めた、とおっしゃっていました。激しく共感)、とても感じの良い方です。人間関係で消耗しやすいわたしにとって、非常に恵まれた条件だと思います。

また、長年出版社の編集者をやられていた方が上長なので、いろいろと勉強させてもらえそうです。とりあえず、初日からガシガシ赤入れられました。ウェブメディアだと編集さんを入れていないところもありますが、そのあたりきちんとしている会社で嬉しい。わたしのような未経験スタート勢にとって、身近に・気軽に・相談できる相手がいるってとても大きいですから。

フリーのお仕事もやってます

今後どうなるかはわかりませんが、とりあえずはこの安心感を保ちつつ、引き続きフリーのお仕事にも挑戦していきたいと考えています。新規のお仕事もスケジュールと体力の許す限りお受けしていますので、今後ともお気軽にご相談くださいませ。よろしくお願いいたします。

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