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『ブータン 世界でいちばん幸せな女の子 阿川佐和子』 感想&女友達について

こんばんわ🌙
図書館で2冊借りるも、1冊読むのに2週間かかってしまい、延長するも2冊読みきれず1冊はそのまま返してしまう… ナオさんです


今回は、阿川佐和子さんの本を借りたのですが、昨日やっと読み切った『ブータン 世界でいちばん幸せな女の子』は面白かった。

ブータンこと、丹野朋子。
豚みたいに太った丹野だからブータン!と男子からあだ名を付けられるも、「ブータンって世界一幸せな国なんだって!だから私は世界一しあわせな女の子なんだ。だからブータンって気に入ってるの」
たまたま病院に入院している叔父の見舞いに訪れたマナベは、その病院でトレーナーをやっているというブータンと再会したのだ。


マナベは独身。中学時代の女友達6人と毎年大晦日に集まるのが恒例になっている。その日、ブータンの話題になった。そういえば… そういう子いたよね。というあまり存在感のないブータンに皆、興味はなさそうで、すぐに別の話題で盛り上がった。


私もそんな存在だったなぁ… とブータンこと丹野朋子が気になり、一気に読んだのです。
女友達って勝手よね。… というのか最後の感想。いや、勝手というよりそれぞれの人生があり、それぞれが謳歌していれば、それでいいんじゃない?と付かず、離れずの関係が女友達なのかなぁ… と。


話の内容がけっこう深くて、最後はちょっと複雑な気持ちになるが… スッキリもする終わり方で締めた阿川さんってこんな小説を書くんだ… と感動しました。


現在、私は女友達と呼べるのは弟の嫁くらい。元々、友達で、友達が弟に惚れて結婚したから弟はいまだに亭主関白。昔気質の男です。
友達はお店をしているので会うのは年に1回か、2年に一度。LINEもしないし、普段は音沙汰なしだけど、会うとしっくりくる… のが友達というものか。
また会いたいなと、この本を読んで思った。



最後まで読んでいただき、ありがとうございました🍀

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