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アウトプットするなら:完璧を目指さず、とにかく手を動かす

アウトプットするとき、完璧なものを作ろうとすると一生完成しない。仕事の資料、プレゼンのスライド、論文、動画、このnote記事などなど、なんだってそうだと思う。

完璧なものを出そうとするより、まずはとにかく作って出すことの方が大切だと思う。

0から1と、1から1以上に持っていくことは、雲泥の差がある。0から1の方が圧倒的に大変で労力がかかる。1まで持っていけば、そこからは結構簡単に1以上に持っていける。

だから、まずは0から1。まだ何もない白紙の状態に、とにかく何かを作り出していく。ここのコツは、完璧は全く求めず、むしろ頭の中のアイディアをそのまま吐き出すくらいでいい。

文章なら最初の1行の書き出しでもんもんと悩まない。なんでもいいから書く、このマインドセット。

有酸素運動に似てるかも。最初の一歩を歩き出したら、簡単に30分歩けたり走れてしまうのと一緒。運動を始めるところが一番億劫、みたいな。

例えば、このnote記事。私は書く前に、お題だけ決める。お題だけ決めたら、書くことの詳細がまとまってなくても、とにかく頭の中のアイディアをばーっとタイピングする。

タイピングされたものを読むと、実体化された文章から、言いたいことの輪郭が見えてくる。すると、追加・編集がぐっとできるようになり、見せられるものになっていく。

他の例で、プレゼン資料の場合。図・グラフ・写真等と文字を合わせる場合が多いので、PC上でサクサクと作りにくり場合もある。そういう時は、紙とペンを使う。下書きみたいな感じで、紙にアイディアを書き落とす。私がよくやるのは、紙にスライドに見立てた横長ボックスを書き、そこに絵コンテのようなものを書く。これでどういうスライドが作りたいか、アイディアがまとまっていく。

要は、とにかく手を動かす。作る前に考えることに時間を費やしすぎない。ある程度、考えを頭でまとめることはいいけれど、考えてるだけじゃアウトプットは出てこない。まずは手を動かし、0から1へ、実際に作っていくことだ

これの利点は他にもあって、途中経過の時点で上司やチームからフィードバックをもらうことができる。完璧に仕上げてから持っていくと、もし相手が求めてるものと全然違ったら作り直しだ。かなり効率が悪い。それより、途中経過で方向性が合ってるかを擦り合わせると、無駄な時間を使うことなく完成に持っていける。

何かをアウトプットしなければと思ったら、まず手を動かそう。ぐだぐだ言わず、手を動かすのみ。


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