社会学者古市さんのアスク・ミー・ホワイを読んでみた

こんにちは、なおちゃんです。

みなさん古市憲寿さんはご存知でしょうか?テレビにもよく出演されている社会学者さん。

テレビにも出演されている中社会学に関することから最近では小説も執筆され、特に「平成くん、さよなら」は芥川賞候補にも選ばれ話題になっていました。

そんな古市さんが手がけた新作小説「アスク・ミー・ホワイ」

この作品の良さを短くまとめるとすると、程よいエロさもありつつ、ほわほわする恋愛要素もあり、新たな恋愛小説の可能性を生み出した本。

新たな可能性ということで、近頃BL作品が注目を集めていますよね。一昔前までは、恋愛=男女物 だったのが今は少しずつ多様な恋愛関係を扱う作品でも受け入れられ、話題になることがおおくなってきました。

いろんな恋愛小説や少女漫画を読んでいた私は、男女物の恋愛系は展開がだいたい読めちゃうので、楽しめなくなってきたところでした。

そんな中でのBL作品。とても良い。

変なドロドロの人間関係とかがなく、純粋に恋する二人を楽しめるのがBLでは多いかな。

話が脱線してしまいましたが、この「アスク・ミー・ホワイ」も恋する主人公が「え、僕ノンケだと思ってたけど、男に惚れてしまったのか??」という葛藤からある人物を性別の壁を越えてその人をまるっと好きになる過程が書かれ、純粋な恋を楽しめる作品になります。

純粋な恋というか、人としてその人のいろんな面を踏まえた上での恋心、揺れ動く心情が見ていて、「恋愛っていいもんだな。」と思わせてくれる。

読んだ後少し人恋愛について深みをもった人になったかな なんて思わせてくれる作品です。

最後はすごく淡い感じで終わる不思議な読み終わり。

あと、最大のネタバレになりますがハッピーエンドです。

ほんとに程よいエロさを兼ね備えた作品なのでぜひ初めてのBL要素作品の第一歩を踏み出すにはもってこいの作品だと思います。

みなさんもぜひ見てみてはいかがでしょうか?



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