見出し画像

名付け〜育児トークのタブー

少し前のニュースになりますが、キラキラネームを規制しようという動きがあるようです。

まあ、「太郎」と書いて『じろう』だの『マイケル』だの読ませるのはいかがなものかと思うけど、これは難しいところです。

親はそれぞれ子どもの名付けには思いを込めるわけですが、込める思いがズレたり狂ったりするケースがあるということですよね。

もうだいぶ前ですが、子どもに「悪魔」と名付けようと出した出生届が受理されなかったことを不服として裁判にまで発展したというケースもありました。

ただ、最終的には価値観や感覚という主観に関わる内容になるので、法による規制となることで起こるトラブルもあるかもしれません。


というのは前段で、そもそも名付けについての話題は、育児トークにおける地雷だらけのタブーな話題と言っても過言ではないでしょう。

我が家で大切にした内容がよその家で忌避したことだったり、我が家で避けたことがよその家で大切にされていたり。

軽々に言った「うちは名付けのとき〜だけはしたかった(したくなかった)んだよね〜」という一言が要らぬ軋轢を生んでしまいかねません。

ましてや、不特定多数の目に触れるネットの海に放出できるようなネタではないなと。

うちは娘に「子」を付けましたけど、これだけでも深入りすれば火種になりそうですよね。

名前は親が子に贈る最初のプレゼント、という言い方は好きでなくて。

もっと重いんですよ。
名前は親が子に対して最初に負い、かつ最期まで負う責任だと言えるのではないでしょうか。

子が親に付けられるという感覚を忘れずに。
親が子に付ける感覚以上に。

産まれた時に付けられた名を、その子が最期まで背負って生きるということを深く考えること。

名は体を表す。

さて、我が子たちは自分の名前を気に入ってくれているでしょうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?