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自分が決めたゴールを目指そう!

西武・そごうの広告のメッセージは、

「わたしは、私。」

アサヒビール/スーパードライの広告の音楽は、

「This is me」


「近年の情報過多に対して、周りの情報に振り回されるのは止めよう!」とか、「就社ではなく、就職。自分のキャリアを会社任せにするのは止めよう!」といった風潮がすごく感じられる時代になりましたね。

これ自体は、私としては「賛成」なのですが、そんなに強い意志を持てている人なんて非常に稀ですし、正直、この風潮の変化に付いていくのって、すごく難しいことです。

とはいえ、間違いなく、この風潮は今後強まります。

だからこそ、一つ一つ情報を整理し、理解しながら、時間をかけて、自らを変化させていく必要があるんだろうと思うのです。では、その“一つ一つの情報”って何か?と言われると、その一つは「動機づけ」なんだろうと考えます。


「動機づけには、種類がある。」

と、速水敏彦教授はおっしゃっています。

動機づけ

よく聞かれる言葉に、「モチベーションないわ~」があります。

この状況で多いのは、右上「完全な内発的動機づけ」がない状況です。でも、この「完全な内発的動機づけ」を持てている人って、そんなに多くないのが現状です。なので、この「完全な内発的動機づけ」を持てなくなって、「モチベーションないわ~」と言っているのであれば、「動機づけの“一種類”が今はないだけ」とも言えるのです。

ここで大事なことは、「自らのどの動機づけがなくなったか?」を知ることです。もし、右上「完全な内発的動機づけ」がなくなったのであれば、

右下「価値を認めた外発的動機づけ」

左上「疑似的内発的動機づけ」

といった動機づけの種類に、変えていくことが非常に大事です。

※左下「完全な外発的動機づけ」には、あまり陥らない方が良いと思います。。


「働きがいを何に求めるか?」

これらの動機づけの考えを「働きがいを何に求めるか?」に当てはめてみます。

私がよく読む書籍「嫌われる勇気」では、

「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」とあります。


つまり、日々の「働きがい」において、「誰と、何をするか?」は非常に大切な動機づけの要素です。なので、「働きがいと対人関係」を整理する必要があります。


・「完全な内発的動機づけ」→自分の能力を発揮できている状況

・「価値を認めた外発的動機づけ」→自分には信頼できる人がいる状況。

・「疑似的内発的動機づけ」→自分は他者の役に立っている状況。

ということができる。


まずは、自分が決めたゴールがどこなのか?どの動機づけによりどころをみつけるのか?を考えてみることが重要です。一般的には、『「完全な内発的動機づけ」→自分の能力を発揮できている状況』が理想かもしれませんが、それだけを求める必要はないですよ。「あの先輩みたいになりたい」「家族の笑顔がみたい」それらも十分な動機づけ/モチベーション/働きがいの一つです。