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新築で建てた家を売り、高校教師を辞め、オランダに移住しようと思ったのは

2019年3月末、7年間勤めた大阪府の公立高校の教員を退職しました。

自分が教育公務員を辞めることになるなんて、
ましてや海外に移住することになるなんて、
今まで一度も描いたこともなかった未来図でした。

私(たち)は7年間ずっと、教員として働くことが"天職"だと思い続けてきました。
公教育に携わることをとても誇りに感じていたし、教育とは未来を育てる仕事であり、やりがいと希望に満ちた仕事だと感じていました。
「ずっと大好きなこの仕事で生きていく」そう思っていました。

そんな風に思っていたはずの教員生活に何故ピリオドを打つことになったのか。その要因は本当に様々です。
しかし、夫婦で至った結論の1つに、

「教員として生きる前に、自分たちの子どもの親でいたかった」

ということだったと思います。
でも、それが叶いにくい状況が日本の教育現場にはありました。
平日の残業や、休日の出勤...
自分の子どもと十分に接する時間がない中、
「これが社会人の働き方だよ」と、生徒に嘘をつきたくなかった。

「大人になるって素晴らしいことだよ」
と、自分たちの心の底から生徒に伝えられる日々を望んでいました。

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これからnoteでは私たち夫婦が過ごしてきた教員生活の日々、
日本の教育に対して感じてきたことや、疑問などについて書いていきたいと思います。

私たちが「天職」だと思っている教師という仕事。
一生暮らすつもりで建てた、新築一戸建てを売ってオランダに移住した理由。

それらの記事について読んでいただけると嬉しいです。

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