人と旅する楽しさを教えてくれた最西端ポルトガル
家族でフィレンツェに滞在している朝5時。ふと一人で散策に出かけた。
街には私と大きなバックパックを背負った若者しかいない物静かな印象。
そんな人気のない空間。彼を見ていると5年前の私を見ているようだった。
あの出来事が起こるまで私の旅はいつも1人だった。
1人旅の出発点は8歳の夏。新宿発松本行きの特急あずさで祖父母に会いに。さらに青春18切符を使った鉄道旅も。10代で旅がすっかり風物詩に。
大学生になると、初海外をマルタに留学、そしてイギリスも。
世界を知ることが好きに