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【UoPeople】友達、できる?【University of the People】

学生生活の楽しみといえば「仲間」

一般的な「日本の大学」の大学生として仲間を作った経験から

私自身は18歳まで富士山のよく見える、とある田舎に育ち、その後日本海にほど近い、某教育大学で4年間学び、また富士山のよく見えるとある田舎に帰ってきて教員生活を15年間送りました。
大学生活は東京や大阪などの都会でのそれとは比べ物にならないくらい地味で、決して華やかなものではありませんでしたが、それでも「身の丈」感がぴったりで、とても良い経験でした。学生の人数の少ない大学でしたので、じっくり学びました。教職大学院のある大学でしたので、(なんかもうだんだん絞られてきているのですが、まあいいか・・・)身近に大学院生がたくさんいましたし、現職教員で大学院に内地留学してきているという方もたくさんおられました。(「〇〇県の先生をしつつ、勉強しに来た」という割にはスキーに行きまくっていたり、学部生の女の子と良い仲になってしまっていたり・・・人生勉強も傍目でさせてもらいましたねぇ、ええ。)
まあ、そんなわけでなんとなく「学生生活」らしきものも田舎の大学ながら送っていたわけで、その生活を思い出す中で「仲間」や「友達」の存在は本当に大きかったと思うわけです。

プログラムアドバイザーについての記事でもふれましたが、友達や先輩とのコミュニケーションの中から分かる「学生生活のコツ」みたいなものがあるんですよね。
「あの宿題どう?」
「ていうか、あの先生、課題の出し方間違ってね?締め切り日違うよね?」
「ヤマモト先輩が去年の試験問題くれるって!」
「カワダ先輩が【教育心理学概論】のテキスト、譲ってくれるって!」
「えっ!〇〇県の教採(きょうさい:教員採用試験の略)受けるのに、【同和教育】履修してないとだめなの!?必修じゃないじゃん、知るかよぉ・・・うわ~何とか来年取れるか・・・」
こうした何気ない会話や支え合いでいろいろが「はかどった」ものです。

UoPeopleで仲間を作るには

しかしUoPeopleではそういうわけにはいきません。私はたまたま勤務校の同僚がUoPeople生だったので、リアル&オフラインで話すことができました。ですが、そのことに気づいたのももうだいぶ単位を取った後だったので、それまでは「リアル学友」はいない状態で戦ってきたわけです。
おそらく、たいていのUoPeople生の皆さんはそうだと思います。でも、やっぱり誰かとつながりたいものです。そこで活躍するのが、私の場合はTwitterでした。

Twitterで出会った「同窓生」

UoPeople生には、特に日本人の同窓生には、Twitterを介して出会うのが一番いいような気がします。まあ、好みの問題なので、どんなSNSでも大丈夫だと思うのですが、私の場合はTwitterが一番でした。
まず、何と言っても匿名性がいい。
おそらく、FacebookにもUoPeople生のコミュニティがあると思うのですが、実名で動かしているSNSでいろいろしたくないなあというのがあり、
Twitterはその点ぴったりでした。
また、何人かフォローさせていただいていますが、みんな同じくらいの曜日、時間帯に
「まだWA(Written Assignment:レポート課題のようなものです)が終わらない・・・あと5時間だ!」
とか
「LJ(Learning Journalだったかな?M-EdコースではPortfolioとなります)の締め切りまでは1日あるぞ!」
など、「ギリギリchop」なUoPeople生の励まし・・・というか阿鼻叫喚が変な安心感を生み出すんですね、「ああ、私だけじゃない・・・」と。
(ギリギリchop、分かりますかね・・・年齢がばれてしまいますね。)

「LJ祭り」と称される、木曜夜~金曜朝くらいまで開催される「励まし会」的なTwitter上での集まりもありました。
私の場合、PortfolioなのでLJではないのですが、何度か参加させていただきました。

実はUoPeople生のためのSNSもある【Yammer】

入学してすぐは、UoPeopleが勧めてくれたUoPeople生のためのSNS "Yammer"に参加していました。ですが、私にとってはいまいち使いにくくて使用しなくなりました。
とはいえ、時々検索したりしていました。
例えば、Research portfolioのためのArtifactって何なのか、とか。
Googleで調べても出ないようなコアな情報を探すために使ったりもしていたのですが、なかなかほしい情報にはたどり着かないので、あまり使わなくなってしまいました。
もしかしたら今はもっと使い勝手がいいのかもしれません。
あくまで、個人の感想ですので、悪しからず・・・。

Masterのコースなら絶対に仲間との絡みがある

Bachelorのコースだと、システムが違うのでおそらくないと思うのですが、
Masterのコースだと、Group Assignmentがあります。
同じクラスの仲間の4~5人とランダム(・・・だと思うんですが)に組み、グループワークでレポート課題をこなすというものです。
これを乗り越えるには、絶対に仲間とコミュニケーションをとる必要があります。ここで仲良くなった仲間と交流が続く、というパターンもあると思います。
私の場合は無かったのですけれどもね・・・。

オンライン上だけど、仲間ができるよ

自分の大学生時代の生活とUoPeople生活とを比べて「仲間のでき方」という点で比較すると、まあ確かにずいぶん形は違うと思います。
でも、ちゃんと仲間ができますよ。
一緒にランチはできないかもしれないけれど、
一緒に飲みには行けないかもしれないけれど、
同じ部屋で勉強できるわけではないけれど、
でも志を同じくする仲間に出会えますよ。
私の場合、出会う仲間たちはみな、その多くが、それぞれの国で子どもたちによりよい教育を提供したい、もっと教育現場をよくしたいと願う教師たちでした。
心強かったし、負けてなるものかとも思いました。
(・・・ちなみに「おいおいおい」と思うような仲間にも出会いました。この辺は大学生時代と同じです。そういう人はどこにでもいるものです。その話はまた今度・・・。)

これからご入学を検討されている方、入学された際にはぜひ、世界中の仲間との学びの交流をお楽しみください。

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