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コロンビアの市場とフルーツ

週末に友達に案内されて、中心街からは2キロほど北西にあるパロケマオという市場に行ってきました。いわゆるファーマーズ・マーケットで、エリアごとに野菜や果物、肉、魚、雑貨などと別れており、エリア内に生産者ごとのブースがひしめき合っています。

コロンビアはフルーツ大国で、そのまま食べたりジュースにしたりと日常生活では欠かせないものです。コロンビアにいる友達と話していても、コロンビアを離れて海外で生活するとしたら家族や友達の次に恋しくなるのはフルーツだろうと言っていたし、ドイツにいるコロンビアの友達にフルーツの写真を送ると「So jealous (とてもうらやましい)」と返事がきました。バナナやマンゴー、パイナップルなど日本でも馴染みのあるものも多くありますが、ここでしか食べられないものを中心に紹介してもらいました。

ルロ:緑色の種のある中心部はとても甘く、オレンジ色の外側の実は酸っぱい。別々に食べたので味と食感のギャップにびっくりしました。ほかの友達にルロの実をそのまま食べたと話したら驚かれていたのですが、ジュースにして飲むことが多いそうです。コロンビアではジュースに牛乳を入れて飲むことがあるとも聞きました。

サポテ:見た目はメロンやかぼちゃのようですが、甘く柿のような味で、実は繊維状で大きな種が入っています。味も口当たりもクセが強くないので食べやすかったです。こちらはほかの果物よりも皮が厚かったので店員にナイフで切ってもらいました(切ってもらったのは買った店とは別の店なのですが、あまり細かいことは気にしないようです)。

マンゴスチン:ライチに似ていて、甘みのほかに独特の風味があったのですが私の味覚の引き出しでは形容しがたい味でした。スペイン語ではマンゴスティーノと呼ばれています。

マモンシージョ:皮を割ると汁がこぼれだしてくるほどジューシーで、甘さだけでなく独特の滑らかな舌触りがあります。種は食べられませんが実が種にくっついているので、飴のように口の中で転がしながら味わいました。

グラナディージャ:パッションフルーツの一種(?)で、種を保護するようにゼリー状の実がまとっていて、いくつか実をつまむと芋づる式に実が取れます。こちらも実は甘く、種も食べられますがゼリー状の食感とは対照的にパリパリとしています。その見た目からか、子どもの間ではゾウの鼻水と言われているらしいです(笑)

アノン:とても甘くクリーミーで、プディング(固めてあるプリンではなくてなめらかなもの)のようでした。こちらも種にまとわりつくように実がついていますが、柔らかいので簡単に口の中で分離できます。

果物以外もいろいろなものが手に入るのでいくつか紹介します。

スパイスも基本的なものは手に入るので、粉末のパクチー、カイエン・ペッパー、クミンなどを買いました(一袋2,000ペソ、およそ60円)。写真にあるように味の素も売っていました。

アジア系の店もあってごま油を買いましたが、29,000ペソと割高。みりんなども買いたかったのですがまた次回にしようと思います。

魚のエリアにも立ち寄りましたが、内陸部どころか山間部なので新鮮な魚はあまり見当たりませんでした。冷凍のものが多いようです。

こちらの店ではトウモロコシを一粒一粒手ではがして、それを挽いて小麦粉のように粉末状にしています(文字通りトウモロコシの小麦粉と呼ばれている)。それを練ってパン状というか、具のないお好み焼きのように焼いたものが前回も紹介したアレパです。

昼食はそのアレパを食べました。私が注文したのは左にあるカルネ・メチャダ(アメリカでいうプルド・ポーク、豚肉をはがして繊維状にしたもの)のアレパで、生地はパリッとしていてイタリアのピザのような感じですが、時間が経つにつれソースが染みてよりふわふわした食感に変わっていきます。右は友達の頼んでいた、ビーガン仕様のアレパ。

窓の外には卵と蜂蜜を売っている隣の店の看板が見える

そして番外編ですが、市場の一角にはネットカフェもあります。ポケモンのフィギュアなども売っている謎の店で、中に入るとコンピュータが並んでいます。

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