見出し画像

就活生へ届け①


毎日noteをしたかったのですが就活生へ本当に届けたいと思い、文章のクオリティにこだわり一週間近く掛かってしまいました。

結果クオリティは低くなった気がします。こだわり過ぎは良くないですね。

今回は就職活動の時に影響を受けた作品について書きます

『何者』朝井リョウ

あらすじ
「あんた、本当は私のこと笑ってるんでしょ」
就活の情報交換をきっかけに集まった、拓人、光太郎、瑞月、理香、隆良。学生団体のリーダー、海外ボランティア、手作りの名刺……自分を生き抜くために必要なことは、何なのか。この世界を組み変える力は、どこから生まれ来るのか。影を宿しながら光に向いて進む、就活大学生の自意識をリアルにあぶりだす、書下ろし長編小説。

こちらは朝井リョウさんの映画化にもなった作品です。5人の大学生を中心に就職活動が大変リアルに描かれてます。その内容がリアル過ぎる為「就活を思い出してしんどくなった」「就活生は見ない方がいい」という人もいました。

けど就活生こそ読んで欲しい

僕は就活生の頃にこの作品と出会った。胸が突き刺さった。痛くて苦しい程気持ちが分かった。今まで何冊も小説を読んできたが、これ程共感できる小説と出会ったのは初めて。今後出会う気がしない


**名言 **

『何者』の作品の中で個人的に刺さった名言を書きたいと思います。小説・映画は楽しく見て頂きたいのでネタバレは防ぎます。

まず有村架純さん演じる瑞月が隆良に放ったセリフ

(前略)十点でも二十点でもいいから、自分の中から出しなよ。自分の中から出さないと、点数さえつかないんだから。(中略)百点になるまで何かを煮詰めてそれを表現したって、あなたのことをあなたと同じように見ている人はもういないんだって

これをストーリーの中で感情的に瑞月さんが放ったセリフはグッときました。(隆良のような一面はきっと誰しも持ってる)創造だけでは何もならないし行動しないと何もならない。評価されるのが怖くて小さなプライドを守り続けてもどうにもならない。

拓人のセリフ
人脈を広げるっていつも言っているけど、わかるか、ちゃんと生きてるものに通ってるものを「脈」って言うんだよ。

人脈という言葉が嫌いでした。なぜ嫌いなのかはっきりと分かった瞬間でした。それからは見極めて「生きてる人脈」を大切にしようと思いました

理香のセリフ

いい加減気づこうよ。私たちは、何者かになんてなれない。「自分は自分にしかなれない。痛くてカッコ悪い今の自分を、理想の自分に近づけることしかできない。みんなそれをわかってるから、痛くてカッコ悪くたってがんばるんだよ。カッコ悪い姿のままあがくんだよ。

このセリフは泣くシーンではありませんが泣きました。泣けました。核心を突かれました。


朝井リョウ

この作品を通して朝井リョウさんがお伝えしたかったのは「自分をさらけ出すこと、表現をすること。それが大人」たとえ上手に出来なくても痛々しくても自分が何者なのかを周りをアピールしなくてはならない。それが大人への第一歩。ありもしない自己を分析するな。大切なのはとにかく外に晒すこと。

主題歌
中田ヤスタカ『NANIMONO(feat:米津玄師)』

「僕らはどこへ行こうか 階段の途中で」
「結局僕らはさ 何者になるのかな」
「みっともないと笑ってくれ 僕に名前をつけてくれ」

この主題歌は映画を軸に作られているので歌詞もPVもただただカッコイイです。また米津玄師さんは主人公の拓人に共感したみたいです。

最後に

自分は『何者』なのか?

そして『何者』になりたいのか?

就活する時に「勤務地・給料・職種」を考える。給料がいいから。家から近いから。〇〇は嫌。〇〇だったら良いなぁ。まるでアルバイトの様に探してる。そんなので良い訳ない。

就活生たち『何者』を見よう。
そして一緒に感想を語らおう。


#ブログ #占い #占い師 #日記
#毎日note #毎日更新 #毎日投稿 #就職活動
#就活生 #就活 #朝井リョウ #何者 #小説

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?