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脳が追いつかないサスペンス映画、見てみた 〜2度見ても分からない〜

こんにちは。ナエトルです。

今日は映画の話題です。

累計500本は映画をみたという映画マニアの後輩くんに
サスペンスならこれ!!!というものを紹介してもらったのですが
面白すぎたのでブログに残しておこうと思います。
(ネタバレしてますが、これを読んだ後に映画を見ても、常人なら理解しにくいと思います。笑)

脳が追いつかないサスペンス映画:メメント

2001年に公開された、クリストファーノーラン監督の映画「メメント」
映画好きの方なら見たことがあるかも。

見る前に後輩くんから
「記憶が10分ぐらいで消えてしまう主人公が妻殺しの犯人に復讐する映画なんですけど、時間の流れが逆なんですよ!だから主人公が犯人を殺すシーンから始まるんです!それでもめっちゃ面白いんです!!」

と力説され、「回想する感じなら湊かなえさんの小説っぽいな」と思ったぐらいでした。(ちなみに湊さんの小説の中で贖罪が一番好きです)


しかし、この映画を見終わった感想として出てきた言葉が、

「ファッ??????」

でした。偏差値3ぐらいの語彙力です。

あえて、この映画を一言でいうならば、

記憶障害を持つ主人公が
      妻殺しの犯人に復讐する        

リバースムービー

見終わってもスッキリしない


全然一言で言えません。

なぜこの映画がこんなに難しいのか考察してみました。

① 主人公の記憶が間違っている
この映画の難しいところは、主人公の記憶が無くなっていくことです。
なので、映画の序盤で出てきた協力者が、実は主人公を陥れていたり・・・
犯人だと思っていた人が実は・・・だったり。
主人公の記憶を頼りに私たちはストーリーを追っていかなければならないのに、その記憶が間違っているという事実が後から発覚するんです。
まさにワケワカメ。

② 時間軸が2つある
主人公の記憶が失われていくのに、時間軸は巻き戻る。
これだけでかなり難解な映画だとお判りいただけると思うのですが、
さらにこの映画には、時間軸が2つあります。
IQ3000ぐらいないと理解できません。

③ 結局何が事実なのかわからない
この映画、謎が多すぎるんです。
主人公の体に彫ってある刺青の謎。妻の謎。犯人の謎。主人公の病気の謎。
見終わってもスッキリしない、オープンエンドな映画です。

クリストファーノーラン監督の出世作と言われているこの映画。
監督の頭の良さと発想の奇抜さがにじみ出ています。。
謎を解き明かすために何度も見たくなり、
何度も推理したくなる映画になっていると思います!
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ではでは。

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