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思考停止すると食いっぱぐれる

新潟生まれ新潟育ち、ブランディングプロデューサーの亀山です。

Narashika(ナラシカ)という屋号でフリーランスで活動しています。

さて今日は、「思考停止すると食いっぱぐれる」というテーマです。

私達を取り巻く環境は常に変化し続けていて、変化のスピードも日に日に上がっています。

これまでの10年とこれからの10年。変化の仕方は絶対に違います。

昨日まで通用したことが今日は通用しないことが普通に起こり得ます。

そんな激動の時代に生きている私達だからこそ、思考停止してしまっては絶対に駄目で、諦めた時点で食いっぱぐれることが確定すると言っても過言ではないのかなと。

ぜひ、一緒にこれからの仕事について、考えを深めてみましょう!

あなたの仕事はだれをどんな風に喜ばせている?

私達は毎日8時間ぐらい働いています。

収入を得て、生活費に充てたり、旅行に行ったり、車を買ったり、家を建てたりするわけです。

だから、基本的には仕事をするから暮らしていけます。

では、仕事って何か、亀山的には「仕事は誰かを喜ばせること」だと思っています。

美味しい料理を提供するレストランも、ホームページを制作するWeb会社も、広告を作る広告代理店も、人を笑顔にする芸人さんも、相手にする誰かがいて、その相手が喜んでくれるからお金を払ってもらえるわけです。

だから、あなたの仕事も必ず誰かを喜ばせているはず。

「新規顧客獲得」とは、まだ喜ばせられていなかった人を喜ばせることであり、「顧客深耕」とは、同じ相手をもっと喜んでもらうために工夫することです。

どちらかをし続けることで、喜びを途絶えさせず、より大きくしていくことが、仕事には求められていると感がています。

「役に立つ」だけじゃ仕事を失う

で、今回はこの「喜ばせている」という中身について考えてみたい。

つまり、どんな「喜び」か。

詳しく考えてみましょう。

例えば、自動車の場合。

燃費が良くて、故障も少ない、荷物がいっぱい詰めて、家族でのお出かけにピッタリの日本製ワンボックスカーは、「役に立つ」という喜びを提供しています。

つまり、「快適で安全な移動手段として役に立つ」自動車なわけです。

一方、ベンツはどうでしょうか?

燃費が悪くなり、維持費も高い、車内のスペースも少なくなる場合があります。でもベンツは売れてるんですよね。

なぜなら、「ベンツに乗る意味」があるから。

トヨタや日産の車では得られない、「意味」があるんです。

もちろん、移動手段として役に立つという側面もありませんが、そこに加えてベンツじゃなきゃだめな意味、理由があります。

では、ランボルギーニのような、所謂「スーパーカー」と呼ばれる高級車はどうでしょうか?

二人しか乗れない、荷物もほとんど詰めない、燃費も最悪、維持費も高すぎです。

つまり、「全然役に立たない」車です。

しかし、ランボルギーニを買う人はいっぱいいるわけですよね。

なぜなら、ランボルギーニに乗る「意味」があるから。

少し整理しましょう。

日本製ワンボックスカー:めちゃくちゃ役に立つ車
ベンツ:最低限役に立って、乗る意味もある車
ランボルギーニ:乗る意味しか無い車

となります。

ここで、注目したいのが、それぞれの車の値段です。

めちゃくちゃ便利で、役に立つ日本製ワンボックスカーが一番安く、全然役に立たないランボルギーニが一番高くなります。

何が言いたいかというと、今の時代はモノや情報が溢れています。

単に役に立つモノや情報を提供するだけじゃ、どんどん不要になってしまう。

つまり、喜んでくれる人はいなくなってしまいます。

あなたが販売する商品やサービスが、「便利」とか「役に立つ」だけではなく「意味」を持たないと、もしかしたら近い将来仕事を失ってしまう可能性だってあります。

だって、喜んでくれる人がいないのであれば、それは仕事として成り立たないわけですから。

この「役に立つ」と「意味がある」という考え方、山口周さんの「NEWTYPE」に詳しく書いてあるので、ぜひ読んでみてください。

車の例えもこちらかを参考にさせていただきました。


ドッグイヤーからマウスイヤーへ

「役に立つ」ではなく「意味がる」仕事をしないと食いっぱぐれたしまう。

これはどうやら避けられない事実のようです。

「まだ大丈夫でしょー」と、考えてしまっているあなた。

非常に危険です。

現代は、「第四次産業革命」真っ只中とも言われています。

第一次産業革命は、蒸気機関に代表されるような工業の機械化。

第二次産業革命は、電力を使った大量生産。

第三次産業革命は、IT技術を使ったオートメーションシステム。

そして、第四次産業革命は・・・

正直何が起こるかわかりません。

大量生産ができるようになればとか、オートメーションできれば、といったような、未来を予測できるものではもはやないからです。

この第四次産業革命を引っ張っているのは、AIであったり、5Gであったりするけですが、こういった最先端の科学技術分野では、度々「ドッグイヤー」と言われてきました。

これは、犬が人間の7倍のスピードで成長することから名付けられたものです。ものすごいスピードで研究開発が行われて、どんどん成長している分野ですね。

「iPhone」や「Mac」を製造販売しているAppleはまさにこの業界の筆頭です。

で、最近になってこの成長のスピードがどんどん増し、「ドッグイヤーからマウスイヤーへ」とも言われています。

犬は人間の7倍、ネズミは人間の18倍のスピードで成長します。

18倍です。

私達が暮らしている日常で、第四次産業革命は始まっています。そして考えられないスピードで変化し続けています。

この状況を受け止めて、自分はどうするべきか、どうすれば生き残っていけるのかを考え続けないといけないと思うんです。

「自分には関係ない」と思考停止してしまうのは、本当に危険。

諦めたらまじで試合終了になることだってありえる、激動の時代に私達は生きているんだと思います。

考えることから逃げると食いっぱぐれる

日本の会社はこれまでに「役に立つこと」を追求して仕事してきました。

モノが不足していた昭和の時代なんかは、「役に立つもの」をつくらせたら世界ナンバーワンでしたよね。

ですが、これからの時代は「役に立つ」だけでは食いっぱぐれます。

どんな「意味」をつくれるか、それが勝負の分かれ目です。

今までとは比べ物にならないくらいのスピードで時代は変化し続けています。その流れに対応しながら、あなたやあなたの商品に「意味」を作っていかなければいけません。

常に考え続けるんです。

亀山も毎日考えています。ぜひ一緒に考えましょう。自分のために、家族のために。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!

それでは!

ブランディングプロデューサー
Narashika
亀山友貴

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