見出し画像

コミュニティと創造性は、「主体性」で結ばれている

昨日、「ナムフォトが向かう先はどこなの?」「なんでmiitをやりたいの?」という話を掘り下げていただき、

つまり、私が目標にしているのは、
ひとりひとりが主体性を持ち、その時、誰と何をするかを自分の意思で選びとり、まわりの人と共同体感覚を持ちながら幸せに暮らしている世界をつくることだと申し上げました。

主体性とは、
1. 自分が何を感じ考えているかを自分で理解していること
2. それを言葉やメールや、プレゼンテーションなどで適切に表現できること

共同体感覚とは、
3. 相手が何を感じ考えているか、理解しようとすること
4. 意見(反対意見を含む)や感想、フィードバックを送りあうこと

ざっくりこの様に捉えています。

主体性を持って、共同体で能力を発揮できている状態、
さらには、発揮する手数が多い状態を創造性が高い状態で、

主体性を持って、お互いが共同体で価値貢献しあってる状態をコミュニティと呼ぶのではないかと。

また、所属している人の、主体性力と、共同体感覚力が高ければ高いほど、
「心理的安全性が高い状態」と呼べるのではないかと。


主体性の欠如と、フィードバックができない問題

日本人を、主体の 1. 2.  と 共同体感覚 3. 4.  で見たときに、

主体性軸では、下記の形の人が多いし、
1. 自己理解 < 2. 表現

共同体感覚では、下記の形に人が多いように感じる。(あくまで主観)
3. 他者理解や傾聴スキル >  4. フィードバック・批評


つまり、みんな(自分のことはあまり良くわかってないし、考え抜かれていないけど)SNSやかっこいいプレゼンテーションで何かしらを発信できちゃうし、まわりは、基本的に他者の意見を聞く、世の中で評価されているものをよしとする反応の方が多いから、
議論や、建設的な意見交換などなどができず、

イノベーションも起こらず、深い創造性が発揮されることも、共同体感覚が発酵することも起こらない。

なんかそんな感じ。

自分が何を感じ考えているか。
そこに向き合うことが、すべてを解決する、魔法のキーなのではないかという、そんな仮説を書き留めておきます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?