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原宿ギャラリー巡り(東京都渋谷区・北参道駅/原宿駅/渋谷駅)

ギャラリーコンプレックスの一つである原宿や表参道のエリアで、これまでに訪問したことのないギャラリーを中心にして回ってみようと試みてみる。今回は北参道と原宿、ついでに渋谷へと寄ってみることに。

・GA GALLERY
原宿と新宿の間にある北参道駅。明治神宮の北側からの入口からの利便性が近いこの地においていくつかギャラリーが点在している。その中で最も規模が大きいのが建築の専門誌として知られるGA JAPANが運営しているGAギャラリー。企画展として隈研吾やSANAAをはじめとした国内外の建築家たちの近年で設計作品について紹介している。展示室は2つに分かれており、高い吹き抜けの第一展示室と、階段を上った先にある第二展示室とに分かれている。外から見る店舗からイメージするよりも中は広くなっている。

GAギャラリー なぜか裏手には焼却炉がある

・GALLERY38
北参道から明治神宮外苑へ向かう途中にあるGALLERY38は現代アートを中心した展示となっている。植松永次、黒田泰蔵、辻村唯、宮林妃奈子、山田正亮、クリスチャン・プーレイ、オリバー・マースデン、ロマーン・カディロンの作品を展示。訥々と点在する作品群を生かすようにした白を基調にした展示スペースがスタイリッシュである。

ギャラリー38 ガラス張りの入口が敷居低くて入りやすい

・artspaceAM
アラーキーこと荒木経惟の作品を中心に展示するartspaceAMは明治通と表参道の交差点からすぐ、神宮ハイツの中にある。こちらでは荒木経惟の個展「白昼ノ楽園 黒夜ノ楽園」を開催。ハイツの一室という外観から中へ入ると結構な広さがあって驚く。黒を基調とした展示室に浮かび上がる荒木の写真が鮮やかに映える。

artspaceAM 荒木経惟展

・渋谷ヒカリエd47 MUSEUM/川本喜八郎人形ギャラリー
渋谷ヒカリエの8階にはいくつかのギャラリーやミュージアムが併設されている。その中でも全国47都道府県のデザインをテーマにして展示しているd47MUSEUMは、一つのテーマから日本各地の名産物などを紹介し同時に販売も行うスペースとして活用されている。今回は神奈川県にスポットを当てた展示を開催。横浜や鎌倉をはじめとした神奈川県下にある地域のアート作品や工芸品を紹介しながら物産展も兼ねた展示となっている。

相変わらず県央と県北西の紹介が薄い

川本喜八郎人形ギャラリーでは、人形作家である川村喜八郎の代表作でもあるNHK人形劇から平家物語と三國志を重点的に紹介している。会期ごとに二つのテーマを入れ替えながら展示しており、今回は平家物語を中心に展示している。

え そうなの


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