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ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結

「とにかく悪趣味、不謹慎、だけど“すっごく”面白い!」

◎ジェームズ・ガン節炸裂のバイオレンス・コメディ

今作の監督を務めるのは、みんな大好き「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズを手がける天才ジェームズ・ガン。
マーベルを一度クビにされた彼が作った今作は、ある意味ディズニー/マーベルでは決して作れないであろう怪作・快作の一本になっていた。
まず、とにかくゴリゴリのゴア表現よ。顔面ぐちゃぐちゃになるわ、頭スパーんちょん切れるわ、体引きちぎられるわ、まぁそもそも戦争映画だからR指定にもなってるんだけど、、それをいいことに、やりたい放題ですわ⤴
ただそれと同じぐらい、かなりポップで色彩豊かな着色料100%のルック。この二つの世界観をベストな塩梅で共存させ、作品を爆発させる監督ジェームズ・ガンの映画センスは流石としか言いようがない。
音楽だったり、カメラワークだったり、観客に対しての魅せ方・乗せ方を分かってる←この人にコント書かせたら、キングオブコント優勝できるど!w
悪趣味で不謹慎で自由、かなりゴン攻めしてる一本なんだけど、どこよりも正しくて、全うで、普遍的なメッセージ性ってのがあって、かなり惹かれた。

◎個性豊かなキャラクターたちと、ド派手なアクション

この映画の魅力の一つに、数多くの個性的なキャラクターたちがいる。
射撃・格闘何でもござれの魅力的な武器を用いる凄腕殺戮マシーン”ブラッドスポート”、みんな大好き狂気の悪カワヒロイン”ハーレイ・クイン”、ブラッドスポートと個性ダダ被りのキャプテン・アメリカのようなホームランダーのようなやつ”ピースメイカー”、水玉模様の陰キャ”ポルカドットマン”、ネズミを操るゆとり世代”ラットキャッチャー2”、えーーっと、、、その名の通り”キングシャーク”、その他にもブーメラン男やギョロ目のキモカワ?イタチ、バラバラ人間やエイリアンなど、とにかく次から次へとビックリ面白人間が登場するので飽きないw
また、そんな個性溢れるキャラクターたちのアクションも見どころの一つ。
ブラッドスポートの派手だけど地味なアクションにピースメーカーの地味だけど派手なアクション、ハーレイの華麗でエキセントリックなアクション、ポルカドットマンのカラーと能力が合ってない可愛くて惨い水玉光線など、とにかく観てて楽しいアクションばかりで最高。

最高に狂ってて、最高に面白くて、最高に誠実な映画を観たい方は是非劇場へ。

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